| 2005年05月08日(日) |
友雅のライバルに一押し |
「龍子、ホトトギスが鳴いているよ」 と澁澤が、前夜からの執筆の手を休めて、 ぐっすり眠っているわたしを起こすのは、 きまって青葉の美しい五月中旬のころでした。
『澁澤龍彦との日々』 著 澁澤龍子 白水社新刊より。
目下、第何回目かの澁澤龍彦私的ブームです。
なにせ上のような台詞がとても似合う人なんです。
もうひとつ挙げましょう。
この奥様の龍子さんが、まだ澁澤氏との結婚前、 芸術の勉強に海外に行くのに一ヶ月休みが 欲しいと上司に言ったら、上司に怒られ、 「行きたかったら会社を辞めて行きなさい」と言われたとき。
澁澤氏は。
「ああ、それならぼくが世界中 どんなところへもきみを連れてくから、 すぐ会社を辞めちゃえ」
と言ったのだそう。
なんて…!
もう、ぐらぐらです。
異世界京に居たら友雅と人気を二分したでしょう。
澁澤も美男子でしたし…
彼の晩年のエピソードがまた胸にくるのですが、 いずれ機会がありましたら…
(某所で「高○」と名乗っていたのは 彼の作品「高○親王航海記」が大好きだったから…)
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