白虎草紙
『遙か』の白虎組についての四方山話、SSなどです。

2005年07月09日(土) 下半身はあるか/メッセージ御礼


<追記>
○メッセージをありがとうございますv

> 7月9日午後11時台にお祝いメッセージをくださった貴女様v
こんにちは、またはこんばんはv
(初めまして…の方でいらっしゃいますか?それとも…?v)

このたびは80000Hitのお祝いをいただきましてありがとうございますvv
こんな数字を見られるまで続けられたのも、貴女様をはじめ
拙い創作をあたたかくお見守りくださっている皆様のお蔭です…;;v
カウンターがかた、かたと回っているのを見ると、
「まだ、続けていていいんだ…;;」「まだ、書いていていいんだ…;;」と
本当にほっとします…。勇気を頂いております。

また、昨夜は80000ジャストを狙ってくださったのですね、わあいv
私もなるべく一日に一度TOPから入るようにしているのですが、
キリのいい数字やゾロ目とかに近いと「う、惜しかった〜」とか思ってます(笑)

ジャストは踏んでいただけなかったようなのですが、
拙い友雅さん絵で良しとしていただけて嬉しいですv
(そしてこちらのお言葉がツボに入ってうけまくっておりました…(笑))

また、「素敵な…」とのこちらももったいないお言葉に、
涙腺がうるっと緩みました…
いつも…、と仰ってくださったので、ではきっと長く拙宅に
いらしてくださっているのですよね。
ありがとうございます。

これからも、いつも、とそう思っていただけるよう、
このサイトが終わるその日まで、下手だからこそ一作一作、
みんな丁寧に、想いを入れて、書いていきたいと思います。
はい、頑張りますね!これからも…
あたたかいお祝いのお言葉を本当にありがとうございましたvv

 
 
大好きな詩人さんが、
ある対談の本でこんなことを
話していました。

「詩でも何でも、下半身のない作品は
魅力がないよね」


下半身、それはきっと性的な何かを
喚起する、性に訴えるもののことで。

けれど彼が言いたいのは単に即物的な描写とは
きっと違うのだろうと思い。

でもじゃあどういうものなのかなあと。
詩や小説、漫画や映画や音楽、
さまざまな媒体の作品に触れるとき、
それを思うようになりました。


そして上の彼は、
上半身があることを前提に話を
していたようなので。

同じく上半身ってなんだろうとも
思うようになりました。



とか、ぐるぐると脳内で考えるうちに。

私がこれまでに一番衝撃を受けた、
何度もこちらで触れました『カラマーゾフの兄弟』を
ふと思い出しました。

このお話は、これを読んでから、小説というものへの
認識が自分の中でどこか変わってしまった
作品で。


一般刊行物で、「小説」と分類されるものは、
文庫本一冊の数分の一の長さが
あるものを指すことが多いかと思うのですが、
『カラマーゾフ』はそうした長さの点で
「小説」である以上に、
ただこの一編だけで、
「哲学、宗教、ミステリー、恋愛、
法廷もの、家族愛」、その他もろもろの
あらゆる小説のジャンルを包含し、
そしてどのジャンルに分類されても
そのジャンルでトップランクに位置づけされるであろう、
その内容の凄まじい濃さに、
「こここれが小説なんだ…」と
叩きのめされたようになったことでした。


同時代の小説家は、この作品を読んだとき、
「これを読んだあとで自分の作品を
小説と呼べるか」と自問自答したのではないか、
そんな風に思われたほどの作品でした。


そしてこの作品には、登場人物の全員に
生々しい肉体を感じました。
怒涛のように、何ページもまたがって吐露される
キャラたちの台詞からは、唾が飛んでいる
情景すら見えるようでした。

誰もが人間的。生身の匂いがある。


下半身、と呼ばれるものが何かは
まだわからないのですが。
たぶんこういう人間の匂いを伴って
あらわされるものなのだろうなあと思います。


 


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