白虎草紙
『遙か』の白虎組についての四方山話、SSなどです。

2006年11月01日(水) 建てる

 
 
 
伊東豊雄の建築展に、
「いつ行こう?」と家族の者と、話していましたら…


今日買いました「CLASSY」に、
若手の建築家の方の、
なかなかにいい、インタビュー記事が載っておりました。


ご主人と、共同設計なさっている方で…




「仕事はすべて手塚と共同作業です。
二人の連名で設計しています。
二人がいいと思わないものは、きっと誰もいいと思えないだろうし…。

建築って食べ物みたいなもので、
美味しいものは8割の人が美味しいと思いますよね。

必ず二人がいいと思うところまで
頑張ると決めてますし、
二人が納得するまでとことんやるようにしています。」

「とにかくしぶといことは大事です。
建築は特にそうなんですけど、
ものすごくしぶとくないと最後までやり通せない。
続けることが大事だと思っています。」



「CLASSY 12月号」 手塚由比さんの答え p356 光文社



そう奇抜でも、なんでもない、
あくまで愚直な気構えを、
語っておいでなわけですが、
 
「とことんやる」
「しぶとく」


これら、二つのキーワードが、
読んだ時、ずしんと胸に、響いてきたのです。



模型で何度も試行をし、
何度も線を引き直し、
ボーリングをし、基礎を造り、
たてものを建ててゆくように、
うん、私もそんな風、言葉にしぶとく向き合って、
何かを建てたいと…
 
 















 
 


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