伊東豊雄の建築展に、 「いつ行こう?」と家族の者と、話していましたら…
今日買いました「CLASSY」に、 若手の建築家の方の、 なかなかにいい、インタビュー記事が載っておりました。
ご主人と、共同設計なさっている方で…
「仕事はすべて手塚と共同作業です。 二人の連名で設計しています。 二人がいいと思わないものは、きっと誰もいいと思えないだろうし…。
建築って食べ物みたいなもので、 美味しいものは8割の人が美味しいと思いますよね。
必ず二人がいいと思うところまで 頑張ると決めてますし、 二人が納得するまでとことんやるようにしています。」
「とにかくしぶといことは大事です。 建築は特にそうなんですけど、 ものすごくしぶとくないと最後までやり通せない。 続けることが大事だと思っています。」
「CLASSY 12月号」 手塚由比さんの答え p356 光文社
そう奇抜でも、なんでもない、 あくまで愚直な気構えを、 語っておいでなわけですが、 「とことんやる」 「しぶとく」
これら、二つのキーワードが、 読んだ時、ずしんと胸に、響いてきたのです。
模型で何度も試行をし、 何度も線を引き直し、 ボーリングをし、基礎を造り、 たてものを建ててゆくように、 うん、私もそんな風、言葉にしぶとく向き合って、 何かを建てたいと…
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