白虎草紙
『遙か』の白虎組についての四方山話、SSなどです。

2007年02月06日(火) 彼のユニークネス/拍手御礼



 
可愛いおしりにノックアウト…

 


村上春樹を話題にしたら、
彼の話を読みたくなり、
「蛍・納屋を焼く・その他の短編」を、再読してみた。


こちらを初めて読んだのは、
村上春樹の小説を、
デビュー作から順に読み、
その不思議さにはまっていった、
十五年ほども前だけど、
中でもこれは、印象に、残った本だった。


「なんだこりゃ?」と、云いますか、
今まで自分が読んできた、
小説というくくりでは、
なんだか表せないような、不思議な一冊で。


今、もう一度読んでも、やっぱり変わっている。






少し、話は飛ぶけれど、
最近感じていることは、
真に、「新しい」ものとは、
村上春樹の話のよう、
「なんだこりゃ?」の、あるものを、
云うのかなと思う。


「なんだこりゃ?」が、あるものは、
新しいものと評価され、
それが、非常に強いなら、
「新しい」という価値を越え、
「ユニーク」と呼ばれる。




村上春樹がこの今も、
これだけ注目されるのは、
新しいという価値を越え、
彼の持つ、「ユニークネス」、
「なんだこりゃ?」を、世界の皆が、待つからだと思う。
 







○あたたかい拍手を賜りまして、ありがとうございます…!


朝昼晩、真夜中に、
夕方に、明け方に、
いろんな時間にボタンのほう、
ぽちっと押していただいて、
あたたかいお気持ち本当に、沁みております。


ボタンの名、本当は、
「もっと、頑張りなさい」とか、
「まだまだ萌えが足りん」とか、
そういう名前をつけたりも、
してみたかったのですけれど、
こちらの素敵なシステムは、
お借りしているものであり、
また、遷移後に出てくる、
「拍手送信完了」の、
バーが、固定でありまして、
変えるとボタンとそのバーが、
大きく違ってしまうため、断念をしました…


普段、私はひきこもり、
たこ壷に住んでいるので、
いらしてくださる方々と、
距離が、近付いた気がして、じん…となっています。


優しいお気持ちを抱き締め、精進いたします。









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