白虎草紙
『遙か』の白虎組についての四方山話、SSなどです。

2007年03月17日(土) めぐらせる

 
  
 
小説でも、音楽でも、
とりわけ心に響いたり、
胸に、残るのは。


元気である、時期よりも、
困難に、直面し、
心が疲れていた時に、
会ったものが多い。




それは、かかえた苦しみを、
作品の、世界では、
忘れることができ。

さらに、素晴らしいものなら、
現実の、困難を、
乗り越える、力まで、
与えてくれるから。




だから、苦しい時にこそ、
作品は、輝くし、
疲れている、時にこそ、
自分を救う、作品を、
探すのだと思う。





この、「遙か」も自分には、
そんな、作品で。


作品が、良いことは、
もちろんであるけど。


あの冬に、会ったから、
心を助けてくれたから、
なおさらに、大切に、なったのだと思う。





この、「遙か」を愛されて、
ここを、ご覧の皆様は、
人生の、どんな頃、
「遙か」に出逢われて。



そして、或いは私のよう、
どんな風、励まされ、笑顔になられたか…




ふと、そういう想像を、めぐらせる夜です。











○あたたかい、拍手を賜り、ありがとうございます…!



自分が暮らす、地域では、
今日は、震えが走るほど、
寒い、朝でした。



あたたかい、お気持ちで、
そんな、私をぽかぽかに、
してくださる、皆様が、
気温差や、ご多忙で、
お風邪をお召しでないように、
笑顔のあふれる日々のよう、
お祈りしています。











 


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桂子 [HOMEPAGE]