スピッツの、新曲を、嬉しく聴いている。
「遙か」も好きに、なってから、 ずい分経つけれど。
スピッツは、そのさらに、倍ほど好きでいる。
何年も、もうずっと、 道に、座り込んだときは、 スピッツが、道端の、 花が、小さく揺れるよう、 そっと、微笑んで。
弱くても、いいじゃない。 無器用で、いいじゃない。
ここで、ゆっくり休んだら、 また、ゆけばいい。
から元気、フェイクでも、 足を、前に出してゆけば、 いつか、届くはず…
そう云って、立ち上がる、 その元気をくれる。
でこぼこな、ゆく道を、歩こうと思える。
繰り返し、歌を聴き、 電源を、切ってなお、 “ルキンフォー”、透明な、 マサムネの、歌声が、 まるで、おまじないのように、 胸に、こだまする。
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