白虎草紙
『遙か』の白虎組についての四方山話、SSなどです。

2007年04月18日(水) ルキンフォー

 



スピッツの、新曲を、嬉しく聴いている。


「遙か」も好きに、なってから、
ずい分経つけれど。


スピッツは、そのさらに、倍ほど好きでいる。






何年も、もうずっと、
道に、座り込んだときは、
スピッツが、道端の、
花が、小さく揺れるよう、
そっと、微笑んで。




弱くても、いいじゃない。
無器用で、いいじゃない。

ここで、ゆっくり休んだら、
また、ゆけばいい。



から元気、フェイクでも、
足を、前に出してゆけば、
いつか、届くはず…




そう云って、立ち上がる、
その元気をくれる。





でこぼこな、ゆく道を、歩こうと思える。








繰り返し、歌を聴き、
電源を、切ってなお、
“ルキンフォー”、透明な、
マサムネの、歌声が、
まるで、おまじないのように、
胸に、こだまする。























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桂子 [HOMEPAGE]