2007年04月25日(水) |
いつか、云えるよう (C翼記事に寄せ) |
『ぱふ』という、雑誌にて、 C翼ブームを振り返る、連載記事があり。
C翼ブームに乗っていた、 当時の大手のサークルが、 毎回一組登場し、 かつてのC翼界につき、語ってくれている。
第一回が、高河ゆん、 そして、最新の回では、 私がとても、大好きな、 「突貫工事!おぢろう組っ 」の、 へうがさん、里中さんが、登場されていて。
結成の、エピソード、 当時の同人誌の作り、 ルールが整わない頃の、 即売会の、様子など、 4ページ、みっちりと、語ってくれている。
「ああ、そうなんだあ〜…」
「うわっ、大変だぁ……」
フリマと同じ、会場で、 路面にて、同人誌が、 売られていた時代。
本の、前日搬入が、 まだなかった時代。
同人誌の、書店売り、 ネットの通販などもなく、 だから、現在にもまして、 各地から、人々が、 C翼本を、買うために、コミケに来た時代。
ああ、このブームの頃に、 大人でいたかった…
そして、一冊二冊でも、 小次健で、参加とか、してみたかったなぁ…
特集を、読みながら、 当時の熱に、触れながら、 今更に、そのように、 惜しく、思われた。
でも、ひるがえって見れば、 だからこそ、幸運で、 あると、思うのは。
C翼の、ブームには、 入れなかったけど。
この、「遙か」のブームには、 半年ちょっとの遅れにて、 入る、ことができ。
本当に、浴びるほど、 オフも、オンも、読みまくり、 そして、隙間家具のように、 白虎界の、隅っこに、 このサイトを持てた。
ささやかな、場所だけど、 今も、ここに居る。
おぢろうさんの、本のよう、 ギャグは、おなかをよじ切らせ、 シリアスは、涙ぐむ、 あの、作品世界には、ほど遠いのだけど。
こつこつと、ためてきた、 100冊以上、あるだろう、 おぢろうさんの、本たちが、 どれも、愛情いっぱいに、作られているよう。
せめて、愛情だけならば、 大好きな、彼女らの、それに、届くよう。
大好きな、白虎sを、書きたいなと思う。
いつか、おぢろうさんのよう、 本当に、楽しくて、幸せでしたって。
そんな、月日であったのを、 笑顔で云えるよう。
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