MrsMの観劇日記
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2002年03月13日(水) 「ショコラ」

期待度 ★★★★★ 満足度 ★★★★★

 やっぱり、チョコレートは魅惑の食べ物です。
 随所にちりばめられたショコラのおいしそうなこと。わたしも食べたい。
 もともと、チョコレートって食べたら幸せな気分になれる魔法の食べ物ですもんね(わたしだけ? 笑)。

 ショコラ売りの母娘によって幸せが振りまかれる話と思っていたけれど、いや、そうではあるのだけど、母娘自体もちょこっとの変化と幸せを最後にもらうのです。いいな、こういう展開。最後はみんなで少しずつ変わって、幸せ分け。
 あれこれ、語り出すと長くなりなりそうです。
 でも、これは難しいことを言わずに美味しいチョコレートでも食べながら、「よかったね」で見たい映画かもしれない。

 一応は悪役のレノ伯爵も、悪い人ではないのです。それなりに筋も通していて、見ていても「憎たらしい」というより「かわいそう」。最後、チョコレートが食べられてよかったね。

 感想を書くためにキャストを調べたのですが、あの「マトリックス」のトリニティが今回カロリーヌ(堅物のママ)に化けていたことにはびっくり。美人だなとは思っていたけれど、まさかトリニティとは…まるで別人。だから、女って怖いのよね。
 フランスの田舎村が舞台だけど、洋服も見ていて楽しい。意外な色の組み合わせがおしゃれ。それに、ふくらはぎの長さのフレアスカートなんて、日本の母が着たら野暮ったくなりそうだけど、かわいいもんなぁ。


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