東京の憂鬱
紫煙を燻らせながら綴る日常、小言、気分な音楽。備忘録的日記。
6時半起床。キッチンで軽い朝食を採る間に彼女から携帯に目覚ましコールの着信があったようだ。「あんたのせいで6時半に体内時計が起きてしまうのよ」と以前クレームを言われたことを思い出して「おはよう。もう起きました。」と携帯メールしておく。
あまりの寒さでシャワーを浴びすぎてまたもや準急に一本遅れる。とりあえず2分後に来た各駅停車に乗るが、急行に乗り換えられるのは鷺宮とのことで会社には始業3分前に到着。
午前中から引っ切り無しで依頼案件を処理していき、あっという間に昼食。社食で定食を食べた後にいつものドトール。遅れて上司がやってきた。地下の書店でマーケティング本を買ったらしく、途中まで読んでいたが5分後に「お前も読んでみろよ」と言われたので読んでみる。口コミからどのように消費者の購買意欲に結びつくかというマーケティング本。なかなか面白い。そろそろオフィスに戻る頃、眠りから醒めた上司は「本を少し読んだら眠くなってしまったゼ」と自嘲気味に笑う。
午後は業者さんの来訪あり、WEBでのサービスについて当社としてのどぎつい内容の意向をオブラートに包んで優しく伝える。
オフィスに戻ってから、もうしばらくしたらニギってしまいそうな案件をようやく着手。今始めたばかりなのに、関係部へは「現在はXXの短縮化が可能か調査中です」と、さもシステム部門からの返事待ちであるかのようにメールで返信したりする。
派遣社員H女史の隣りの席の情報端末でデータ抽出をしていたら私語ばかりになって仕事にならず、17時半以降にようやく軌道に乗る。今日中に処理しないと何千というエンドユーザーに影響を及ぼすオペレーションだから今日は水曜の早帰りということで19時には広いオフィスは10人程度になってしまってもさあ帰ろうという訳にはいかないのだ。日頃の疲れからか睡魔に襲われ、社食に行ってリポDを飲む。戻ると支社にいる上司から内線電話あり、「この部に残っているのは自分だけです」と伝えたら「遅くまでご苦労さん」の労いの一言で救われる。
22時半に退社。定期券通りに帰り、本を読みおわる。コンビニで380円の鶏唐弁当を買い、家に着くと月曜にi-modeで注文した書上奈朋子のCDがamazon.co.jpから届いていた。注文から配達までのこのスピード配送がネット小売業の勝ち組になれるかどうかの岐路らしい。
♪I STILL HAVEN'T FOUND WHAT I'M LOOKING FOR / U2
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