東京の憂鬱
紫煙を燻らせながら綴る日常、小言、気分な音楽。備忘録的日記。
6時起床。西武線に乗って高田馬場駅で彼女を待つ。軽井沢のアウトレットに行くのだ。泊まりで。
山手線で上野へ。実は新幹線では無く、旅情気分を味わう為に在来線で行くのだ。上野からスキー・スノボに行く人達に紛れて特急草津に乗り込む。運悪く喫煙席になってしまったため、煙くてしかたない。喫煙はするけれども基本的に電車の中で吸おうという発想が無い。車ならば、運転する時に眠くならないために吸うけれども。
高崎で降りて、横川行きの電車が来るまで45分あるので、途中下車して高崎駅ビルの中へ。本屋さんで雑誌「Pen」を買う。スタバでトールモカを買い、横川行きに乗り込む。約40分程度で着いてしまう。
横川で降りると、名物「峠の釜めし」を一つ買う。ここからJRバスで軽井沢へ向かうのだが、前に座った男性が釜めしをおいしそうに食っていて、その欲情するような薫りに自分も食べてしまおうと思ったが、後に残しておいてゆっくり食べることにした。
山道を30分程度走り、軽井沢駅へ到着。ここで一旦荷物をコインロッカーへ預けてアウトレットへ。
軽井沢の寒さは東京の寒さとは違った寒さで言葉で表すならば「湿った寒さ」なのだ。と同時に、気圧の関係か、頭痛がひどくなった。彼女は全く平気な様子で「あんた意外と繊細なのね」とバカにされる。
途中までは彼女と一緒にモール内を歩いていたが、1時間限定で自由行動を取ることにした。某JUNグループのお店で一見ツイードに見えるジャケットを購入する。11,000円だった。その後、オムライス屋さんでデミグラスソースオムライスを食う。新宿の高島屋とかミロードの中に入っているオムライス屋さんと比較して断然うまい。普段はライスと一緒に入っているたまねぎは意識できないほど潰れているものだが、ここのライスは、噛むたびにたまねぎが程度よく主張していて、まるで赤坂TOPSのチョコレートケーキを食べると、気づいたらナッツが入っていることに気づかせてくれるような、そんな食感なのだ。
無印で780円のマフラーを買い、17時までアウトレットに居た。彼女によると、軽井沢のアウトレットはフルラが入っているのがポイントらしい。
しなの鉄道に乗って中軽井沢駅で降り、タクシーで宿へ向かう。夕飯朝飯バイキングつきのプランで驚くほどの安さだ。夕飯バイキングの前に、峠の釜めしを食べていないことを思い出し、賞味期限を見ると16時までとなっているので、夕飯前なのに勢いで食べてしまう。夕飯後だったらもう食べれないと思ったからだ。
夕飯バイキングの後、温泉成分の入っている大浴場で足を伸ばして湯につかる。さんまの恋のからさわぎを見てから24時前には寝てしまう。
♪SAY IT ISN'T SO / DARYL HALL AND JOHN OATES
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