東京の憂鬱
紫煙を燻らせながら綴る日常、小言、気分な音楽。備忘録的日記。
まともな傘が家に無かったのでユニクロの折り畳み傘をさして駅まで走って準急に乗る。午前中は細かい事務作業と15年度の見込み売上の報告書作成。課長から「なるはや」で作れと言われていたのでまあ夕方ごろまでにはなんとかしようと思っていたが、昼食から帰ってきたら「出来たか?」と聞かれる。今一緒に飯食ってたのに、そんな5分で出来ません。
その後、W先輩からキャンペーンの抽選のシステム案件の引継を受け、オフィスに戻るとまたもや課長から「出来たか?」と聞かれる。今まで別件の打ち合わせで席をはずしていたのに、できる訳は無く、とりあえずしぶしぶEXCELの小技を活用してなんとか作成。
夕方、隣りに座る派遣社員のH女史がいきなり泣き出した。どうやら午前中からせっせと打ち込んでいたデータ入力が保存方法を間違えて全部消えてしまったらしい。あまりの号泣加減に、H女史にその業務を依頼していたT先輩はおろおろしてしまい、「しようがないよ。俺も無理言ってたし」と訳の分からない弁解をしていた。そしてT先輩は周りにいる3人から「あ〜、泣かしちゃった〜」と冷やかされていた。事態を重く見た課長がなだめてなんとかその場は収束。
21時過ぎ、課長とW先輩と地下のコンビニにお菓子と飲み物を買いに行く。夜食に買う食べ物は毎回ほぼ同じで、わさびのミニ煎餅とHOTのロイヤルミルクティーのペットボトル。わさびのミニ煎餅は、5粒に1粒は辛さが染み渡るものが入っていて、食べ終わるころにはうなじに汗をかいてしまう始末。
仕事も一段落して23時半に退社。中央線で帰ろうと東京駅の中央線の高架のホームに着くと、ホームは人で溢れてエスカレーターが詰まってしまうほどの混み様。どうやら三鷹駅で線路に人が入ってしまって「ダイヤが大幅に乱れております」とアナウンスしていた。線路に人が入っただけでなぜこうもダイヤが乱れるのかは中央線の七不思議のひとつ。大学生時代、試験の日に中央線の人身事故のせいで単位を一つ落としたこともある。
24時にようやく乗れて、武蔵境まで熟睡。タクシーは並んでいるし、深夜バスもあと20分は来ないという最悪の状況だったので、彼女に電話しながら家まで歩くことにした。カジュアルフライデーで私服+ナイキのレザースニーカーなので足取りは楽だったからだ。
40分後に家の近くのコンビニに到着して香港味噌味のカップヌードルと明日の朝用のチョコデニッシュと伊藤園のペットボトルとKOOLマイルドを買い、遅い夕飯。
♪STAY(I MISSED YOU) / LISA LOEB
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