雑記帳

2003年10月31日(金) 樹上のゆりかご (青春)

樹上のゆりかご  荻原規子著  理論社  2002/5

青春もの。男:女=3:1の進学校で女の子が名前のない顔のない物(暗黙の了解:性差に関するもの)に気づく。高校生活という外界から守られたゆりかごのような安寧とした日々をおくりながらも、その世界にも底に流れている理屈で割り切れないものに違和感を感じる。ヒロインはばたばたしながらも、それを淡々と描いてある。

ヒロインひろみより、打破しようと行動する有理の肩肘張った態度がかわいい。タイトルの樹上は机上とかけてあるのかな。

評価 ○


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