行ってきました、松島まで。 何日かに分けて、日記にします。
往も帰りもグリーン車って、ちょっと贅沢な感じでよかった。 なにより、ひろびろしていて、寝るにも寝やすい。
往路、12月21日。 上野を10時22分発のMAXやまびこ(オール2階だて)で まずは仙台まで。 仙台で仙石線(仙台〜石巻)の特別快速電車で約20分、松島 海岸駅に着いた。 あいにくの曇り空だったが、それほど寒くはなかった。 それもこれも、「遠赤外線あったかタイツ」とボンディングフ リースのお陰だ。 昼食は、新幹線の中で朝食と昼食を兼ねて弁当を食べたため、 軽いものでいいねと相談し、松島水族館(マリンピア松島)に。
場内は、寒いお天気のせいか、それほど混んでいなかった。 特に大きくて新しいとかいうことはなく、ラッコとマンボウが 有名な水族館。
入場してすぐに、広場になっていて、目の前がペンギンだらけ。 2つのブロックに分かれていたのだが、大型のペンギンたちの 水槽を見て、びっくりした。 普通の水族館で見るペンギンは、泳いでいるというとスイスイ と格好よく泳いでいるものだ。 しかし、その大型のペンギン君たちときたら、プカプカと浮い ているのだった。それも、水槽から外を観察するようにだ。 そして、そいつの正面に回って、にらめっこしたその瞬間に、 そいつは「フン」をした。(笑)
それだけでも、びっくりしたのに、他の数匹も水の中に入って 来たかと思うと、どうやらわたしの方に皆が寄ってくるようだ。 夫と二人に、寄ってくるのかと思ったが、夫と離れてみると、 わたしの方に皆寄ってくるのだ。 プカプカと浮いたペンギンが3〜4匹、水槽からじっとこちら を見ているという図は、どう考えても普通じゃないよね。 夫は、それ以来、ずっと思い出しては笑いっぱなしだ。(T_T)
アシカは芸達者だったし、館内でラッコの餌やりの時間に遭遇 することができたので、ぐるぐる回りながら貝やイカをムシャ ムシャと食べるのを見ることが出来た。 両手(両方の前足)を差し出して飼育係さんから貝をもらって いる姿は、べらぼうにかわいいし、1匹は陸に置いた貝を右の 前足できゅっと引き寄せては潜りながら回転していた。 この子(笑)は、わたし達の目の前で食べてくれたので、長い ことその愛らしい様子を堪能することが出来た。
イロワケイルカ、通称パンダイルカも、横からと上から見るこ とができた。やっぱりイルカはかわいい。 ガラスのパンダイルカをきわみちゃんのとお揃いで購入した。
マンボウは、デカかった。怖いくらいデカかった。びっくり。 でも、もっと広いところで泳ぎたいのだろうなとも思った。 マンボウは速く泳げないし、方向転換もゆっくりだから、水槽 にぶつかっても、たぶんそんなに痛くはないのだろうが、向き を変えるまでにずっと水槽に当たりっぱなしなのがかわいそう だと思った。じっと丸い大きな目で水槽の外を見ながら、向き を変えられずに、水槽に下唇を押し当てている様は、長い間見 ていることが出来なかった。
いろんな水槽を見て、広場に戻り、夫は牡蠣を、わたしは帆立 を食べた。 だんだんと寒さが増してきたので、ホテルに向かうことにした のだが、距離は遠くないはずだと、歩いたのだった。 それが、間違いでねぇ。 宿泊するホテルは、山の上に有って、歩いて登る羽目になった。 寒さも吹っ飛んだねって、笑うわたし達。(笑)
そこは、とてもきれいなホテルだった。
ひたむきに水槽を押すマンボウのくちびるだけが泣いている午後 (市屋千鶴)
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