人間の集中力は、一時間くらいまでが限界なのかもしれない。 いや、なんとなくそう思っているだけなのだが。
アクションゲームなんがやってると、特にそう思う。 RPGはずっとやっていられるけど、アクションゲームは一時間 くらいで休憩をとって、やり直した方がうまく行くことが多い。
昨夜、夫は19時過ぎから「ANUBIS」をやりはじめたが、 23時頃からお風呂に入っていた時間を除くと、25時半近くま での5時間あまり、ゲームしていたことになる。
「Z.O.E」の最初のゲームは、実は購入したその日のうちに 終わってしまったのだった。 だが、「ANUBIS」は手強い。 十分堪能できるようだ。 (いや、わたしは端で見ているだけなのだが。)
難しいよぉといいながら楽しそうな夫が、ちょっとうらやましい。
運動神経はいいの?と夫に問えば、よくないよという答えが帰っ てくる。 たしかに、球技などはわたしの方が断然運動神経がいいはず。
しかし、どうしても勝てない運動神経が、夫の指先にはある。 付き合いはじめたころ、会社の同僚からしゃべるよりも打った方 が早いとまで言われたキーボードさばき。 そして、ゲームセンターで格闘ゲームをしている時のあの手並み。 絶対に勝てない。
そんな夫もわたしと格闘ゲームをしたりする。 しかもハンデ付きで体力半分で戦ったりする。 そのくらいのハンデをもらえば、わたしだってなんとか善戦する ことができる。 そのうえ、格闘技は間合いだといって、けりとパンチだけで夫に 勝ってしまったりする。 ハンデ付きでも、負けると夫は悔しいのだね。 コンボ攻撃や高度な技を出して勝ちなさいよと、わたしに向かっ て言ってみたりする。 でも、わたしは格闘技は間合いで勝つと言って譲らない。
そうして、夫は悔しがり、妻はちょっと自慢げになったりする。 なんの話だっけ?(笑)
あなたには気付かれぬよう負けましょう対戦型のゲームの行方 (市屋千鶴)
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