鶴は千年、生活下手

2003年03月03日(月) 春一番と制服

会社の朝礼で、役割分担などに加えて、身だしなみをちゃんとす
るように指導する側として、本社の人間もきちんとするようにと
いう言葉が有った。

ああ、これはわたし達に言ってるのよねと、わたしと事務員さん
Kさんは、社長や部長たちが外出した後で話した。

制服はあるのだが、真冬は寒いからと、パンツスタイルで会社の
ジャンパーを着ることにしていたのだ。
が、それも十二月、一月、二月の間ということも決めていた。
ところが、わたしが着ていたジャンパーを、他の営業所の新人に
渡してしまったから、わたしだけジャンパーがなかったのだ。
(ジャンパーは、基本的には男性の制服なのだった。)

土曜日はもう三月だったが、朝の2時間だけだからと普段の格好
で出社した。
今日も、ついつい三月から制服でということを忘れてしまってい
たので、そのまま普段の格好で行ってしまっていた。

事務員Kさんは、すぐさまジャンパーを羽織ったが、わたしはそ
いうわけにも行かず、自宅でのお昼休みを利用して着替えた。
きっちり制服姿になって、午後の仕事をした。
でも、今日は暖かい方だったから制服でも寒くないのだが、明日
は冷え込むとの予報に、さて制服に何を着込めば寒くないだろう
と思案中である。
だって、ジャンパーが無いのだもの。(涙)

着替えて会社に向かったら、ものすごい風になっていた。
春一番と言うには、どうにも雲行きの良くない空模様。
ざーざーと雨が降り始めたら、風が納まってきた。

春一番とともに、制服姿に変わったわたしだった。

昨年の二月に作った歌。

 スカートの裾に思いを縫い付けてひるがえらぬよう舞い上がらぬよう
                            (市屋千鶴)


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