今日は、ぷらむ短歌会の吟行だった。 昨年の五月に初めてプラムに参加してから、12回目の短歌会。 しばらく通信会員になるわたしにとって、このお花見吟行はとて も楽しく思い出深いものになった。
南大沢って面白い。(笑) 公園には「宇宙からのメッセージ」という名前のオブジェがあり、 空想好きなわたし達の妄想をあおってくれた。(わたしたち?) 南大沢は山を切り開いて作った街。 そこに、いくつも並ぶ高い住宅たち。 そのてっぺんの避雷針や、とんがった屋根には、きっと空もくす ぐったいと思っているに違いない。
わいわいと空想を巡らせながら散歩した後で、短歌を二首作る。 作る時はみんな真剣。
今日のお花見吟行では、あと二日分くらい日記にできそうなほど いろんなことを考えたので、明日も明後日もきっと今日の話。
常磐線の中で考えた歌と、その場で考えた歌とを発表した。
姉の背をぬく妹の勢いで葉は繁りゆく卯月の桜(市屋千鶴)
散りてなお若葉ときそいあうように桜花(はな)のなごりはあか色を増す (市屋千鶴)
一首目は「妹の猛攻」、二首目は「姉の逆襲」といったところか。 小学校に入る前に、姉の身長に追い付いてしまったわたし。 五年生で中学三年の姉を追い越したわたし。 そんな自分と散り始めた桜の若葉とを結び付けていた。
二首目は、間近で桜を見ていて、改めて感じたことだった。 花が散ってしまうと、桜蕊の赤い色が目立ってきて、葉の緑に負 けないくらいに見える。 すっかりと大人になってからの姉の逆襲のようだった。
どちらも、手直しした方がいい点はあるのだけれどね。
高台の更に空へとのびるものに空の青さは手招きをする(市屋千鶴)
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