鶴は千年、生活下手

2013年04月10日(水) 年度初めに

先週末、桜がほんの少しだけ残った状態での始業式&入学式。
もぐちゃんも今年は4年生になり、4年生の教室は支援級の教室
とは別棟になるのである。
支援級と行ったり来たりするのは時間もかかるし、忘れ物をした
ときに支援級までとりに戻るのも時間がかかるので、ランドセル
や道具箱、楽器、絵の具セットや習字セットなど、交流級の方に
置いておくようにしてはと言われている。

今年の交流級の担任は男の先生で、2年生のときに隣のクラスの
担任だった先生だ。
3年生のときに担任だった先生は、今年は隣のクラスの担任だ。
全く知らない先生が担任でなくてよかったなと思うし、交流級で
一番お世話になった先生が同じ学年にいてくれることにも安心だ。

支援級の先生は、4人のうち二人が変更になった。
今年は男の先生が担当だ。
支援級も交流級も男の先生。
それもいいかもしれない。

それはそれとして、年度初めからもぐちゃん災難続きである。
3月末に咳が出て、咳しすぎて胸が痛いというので、病院へ。
その日はわたしが透析後に血圧がなかなか戻らず、ぐったりして
いたので、知人に付き添っていってもらったのだが、薬局で錠剤
が飲めないので、粉にしてくださいと自分で説明していたらしい。
で、粉薬を処方してもらったが、1日3回4包ずつ、4日分飲む
ことになり、がんばって飲んでいた。
学校に行き始めた途端、今度は尿道炎(膀胱炎の可能性もあった
がおそらく尿道炎の方だと思われる。)ということで、初めての
排尿痛を経験。
痛いのは病院に行ったその日だけだったが、またもや粉薬。
今度は1日3回2包ずつを4日分である。
今回は学校でも飲むので、夫がうまい飲み方を伝授してくれたの
で、1人で飲めそうだ。

そんなこんなで、4年生の生活が始まったが、なんとかやってい
けそうかなと、少しほっとしたところである。

それにしても、もぐちゃんが排尿痛を訴えたときの夫の対応は、
いつもとは違ってスピーディだった。
朝の4時におしっこに起きて、「おかあさん、おしっこすると痛
いよ。」と言いに来て、再びトイレに戻ってしまったもぐちゃん。
もう一度出そうとして「いたたた。」と。
すぐに夫にその旨を伝えると、わたしの透析日だったため、よし
おれが病院に連れて行くと、即座にきっぱりと寝ぼけもせずに答
えた。
様子を見ようという言葉はまったくなかった。
やっぱり、こういうことは男同士でないとね、ということか。

それにしても、母がいなければいないなりに、薬局で自分で説明
したり、薬を1人で飲む練習をしていたり、実際にそれを見せて
くれたりと、日に日に成長していく姿を見せてくれるのはが、母
はとてもうれしい。


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市屋千鶴 [MAIL]