鶴は千年、生活下手

2015年04月10日(金) 新学期

4月になって、やや焦り気味だった母と子。
春休みの間に何もしていなかったからである。
それは新学期の準備もさることながら、10日間も休みがあるの
にどこにも出かけなかったことにもよる。
最終日にようやく最寄り駅周辺に連れ出したが、それだけ。
6年生は運動会で組み体操をやるのだが、ただでさえ筋力が弱い
息子には無理そうな動きばかりだ。
壁倒立や、V字バランスや、ブリッジや・・・・

そんな心配をしつつも、新学期は始まり、朝からぐずぐずしてし
まう息子に苛立つ朝を迎えた。
2日目も同じようになってしまう息子に、苛立ちを抑えることが
出来なくなってしまって、怒ってしまった。
登校班の顔合わせがあるから、いつもより5分早く出るからねと
前の晩から言って聞かせ、朝食を食べながらも言い聞かせていた
のだが、息子の着替えの途中に夫を見送りに行って戻ってみると、
なにやら前日と同じような状態になっていた。
せかす母に、動かない息子。
なんとか準備させようと躍起の母に、ますますぐだぐだになって
いく息子。
ああ、なんとかしてくださいよ、と祈りたい気分でとりあえずは
息子は家の残したままで顔合わせだけに行くことに。
戻ってやっとなんとか準備させて学校へ行くと、もうぎりぎりの
時間だった。

その日は透析だったので、気持ちを切り替えようとしたが、透析
の疲れと相まって、帰宅後も元気が出ない母。
夫に電話して、早めの帰宅してもらうことにした。
夫から息子に話をしてもらって、なんとか翌日からは時間通りに
出かけられるようになった。
一安心である。

昨日は6年最初の授業参観と懇談会があった。
思ったより早くPTAの委員決めが終わって、他のクラスの保護者
から羨望の目を浴びた。
久しぶりに一緒のクラスになったお母さんと話が出来て良かった。

仲良しの友達と初めて同じクラスになれて、大喜びの息子である。
交流にも前向きな発言をしていて、仲良しがいるのはいいことだ
なとつくづく思うのだった。
行事満載の今年度、5、6年生は大変だと思うが、プレッシャー
に負けないようにフォローしていかなくてはと思った。

それにしても、患者の会の会計は忙しい。


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市屋千鶴 [MAIL]