diary…?
さわね



 怒りであり苛立ったお酒かもしれない。



地元に、教職の方の使う施設があるんですね。
その施設が、最近になって、空いている日は一般にもホールを開放するようになりました。

情報を教えてくれたのは、そこで勤めている知り合いの方でした。
知り合いといっても、昔、少しだけいっしょに仕事をした程度で、再会したのも偶然でした。

一般的な開放を推進しているということだったので、劇団として使用できるかどうか、一度、お話を伺いにあがりますといって、そのときは別れました。

先週日曜に行ったのですが、その貸出の業務をやっている総務課が月〜金しかやっていないとのことで、他の部門の年配の男性と話してホールも見せていただきました。
立派なホールで、問題点もありましたが、クリアできそうでした。
劇団の名刺をそのときに渡したのですが、なぜだか鼻で笑われました。
最初にお願いしたときから、「面倒なヤツが来たな」という雰囲気を出していたのですが、ちょっとヒドイなぁと感じます。
それでも、まぁ、専門でもないし、仕方ないだろうと、思っていました。

で、今日、休みだったんで、行ってきました。
知り合いの方はいませんでしたが、総務課もやっていました。
受付で用件を言って、貸出の担当の方を呼んでもらったのですが、ガラス張りの所だから、中が見えるんですね。

受付の人間が担当者に話しているところも、はっきり見えて。
苦笑しているんですね。
「勘弁してよ」と口の形が言ってます。

面倒くさそうに出てきたのは自分と同じか、少し若いくらいの男性です。

一言目。
「何ですか?」

「ホールの一般開放について、話を聞きたいんですが」
「何に使うんです?」
「芝居をやってまして。それで使えないかなぁと思いまして」
「金額はここに書いてあるとおりです」

書いてあることをただ読むだけで、念入りに言うのは注意事項だけ。
とても貸出を推進しているようにも見えない。
私に興味を示したのは、私の付けている腕時計だけ。不躾に人の腕時計を見る。

チラシだけを押しつけられて、半ば強引に帰されました。

これまでも稽古場を探して、公民館の管理をしている方やホールの方と話すときに、劇団の名前を出して、「うさんくさく」見られたことや警戒されたことは、それなりにあります。

それにしても、今日は酷かったです。
帰り際にホールの上の機関を県の教育委員会だと確認したのは連絡しようと考えたからです。(結局してませんが)

自分も仕事で同じ「事務屋」をやっているから、さらに、その意識の低さや怠慢さが腹立たしく感じるのかもしれません。

本当に三流の事務屋の人間でした。

自分の良い反面教師として、これからの仕事に活かそうと真剣に思います。

もちろん、こんな会館、絶対に使いません!


2005年05月27日(金)
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