2012年06月23日(土) |
どんぐりの会合唱団 第16回演奏会 |
☆疑えば皆怪しげな人ばかり さいたま 模名理座 怪人ばかりの悲しい世
父の日も母の好みのレストラン 静岡 寺田ハンナ 食事に行くだけまだましじゃ
ヒトはなぜ高さを競い合うんだろ 我孫子 龍野目玉 比べたがるがヒトの性(さが)
パソコンの読まずに同意慣れました 奈良 ヒゲパパ いつかは罠に落ちるでせう
猿ほどの反省も無い人ですね 福岡 ごまめ ヒトではなくてウマでせう
お化粧の出来が良いから立ち話 綾瀬 蟻が鯛 塗装だめでもしゃべってる
努力してなった訳でもない美人 富里 石橋勤 F美人も努力だけでは直せない
下の名を呼び捨てにするタイミング 近江八幡 日なた猫 呼び捨てにしてほしい女性(ひと)いるけれど
すっぴんじゃ値打ちなくなるレディーガガ 八尾 立地Z骨炎 だから塗装が要るんでしゅ
重要なお知らせですと請求書 東京 恋し川 架空請求おそろしい
顔よりも存在感があるカツラ 東京 新橋裏通り 顔の欠点隠してくれましゅ
美しい切手を選ぶラブレター 大阪 志山克風 恋文を出したいけれど許されず
仲畑流・万能川柳 毎日新聞 2012年06月23日 東京朝刊 ☆印は秀逸(仲畑貴志選)
カミさんをコンサートにお誘いするも 「またコンサートかよ」とダメそうなので 水戸でおいしいものを食べませうと水を向けると 「しゃあない、行ってやるか」と すかさず喰い付いてきました。
カミさんは 普段より一層入念に塗装(化粧)。
鉄面皮にそんなに厚く塗装しても 笑えばヒビが入るだけなのに。。。
で、ようやく出発。
カミさんが「シエンタ運転させろ」 とのたまうので お任せする。
桜川筑西インターまでの予定が 高速も運転させろとのことで 水戸までハラハラしながらお任せ。
昼前に無事水戸到着。
中国料理 景山 (水戸京成ホテル内) http://www.mito-keiseihotel.com/restaurant/keizan.html カミさんは 味紀行ハーフ&ハーフランチ1500円 Nandatte Cantabileは 北京風味噌そば1100円 を注文。
地下なので景色は見えませんが 味はなかなか。
少し時間があったので
茨城の古民家再生展 -震災を乗り越えて茨城の原風景を未来へつなぐ- http://www.shokokai.or.jp/08/084631S0034/1_6/%E8%8C%A8%E5%9F%8E%E3%81%AE%E5%8F%A4%E6%B0%91%E5%AE%B6%E5%86%8D%E7%94%9F%E5%B1%95_web%E7%94%A8.pdf#search= 期 間 6/22(金)〜28(木) 場 所 常陽藝文センタ− 1階:藝文プラザ 入場料 無料 主 催 金澤重雄(カナザワ建築設計事務所) 吉田良一(吉田建築計画事務所)
とっても趣がありましゅね。 でもかなりバリアフル? 冬は寒そうでしゅ。。。
さていよいよ主目的の演奏会でしゅ。 バードの四声のミサを聴くために わざわざとつぎくんだりから えっちらおっちら やってきたわけでしゅ。
「どんぐり」と言う 合唱団名に一抹の不安もありやしたが。。。
どんぐりの会合唱団 第16回演奏会 http://donguri-chorus.com/ 開場 14:00〜 開演 14:30〜 会場 茨城県立図書館 視聴覚ホール 入場料 無料
会場は何と元・議場と思われるホールでしゅ。 最前列最左翼の広いテーブル付きの でかいブカブカの肘掛け椅子に身を沈める。 すぐに腰が痛くなりそうでしゅ。
後方は傍聴席のままの客席でしゅ。 これまた座りにくそうでしゅ。
■ 第1ステージ 指揮:武子剛二 ピアノ:豊田博子 1.『海の若者』佐藤春夫作詩 大中恩作曲 2.『秋の女よ』佐藤春夫作詩 大中恩作曲 3.『ふるさと』室生犀星作詩 磯部叔作曲 男声アカペラ 4.『犀川』室生犀星作詩 磯部叔作曲 女声 5.『雨』八木重吉作詩 多田武彦作曲 男声アカペラ 6.『時なし草』室生犀星作詩 磯部叔作曲 女声 7.『河童』阪田寛夫作詩 大中恩作曲 8.『ふんどし』宮沢章二作詩 大中恩作曲 9.『マンモス』阪田寛夫作詩 大中恩作曲 10.『バスの歌』さとうよしみ作詩 大中恩作曲
かつてはよく歌われ 今はかえりみられることの少ない 昔の名曲集でしゅ。
一生懸命歌ってましゅが 15人(女声8、男声7)ではきわめて苦しいでしゅ。
途中一度ハーモニーが滅茶苦茶になり 指揮者が手を打って中断し、 最初から歌いなおしになる事態も・・・
明らかな選曲ミスかも? 6曲くらいに絞って 1.5倍くらい練習してから ステージにかけた方が ずっと良かったような気がしましゅ。
後ろの席のおばちゃんたちが 途中「長いわねぇ〜〜〜」と愚痴るのが聞こえました。
1ステ終了後カミさんも「苦痛〜〜〜」 とのことでした。 でも「蛙!」じゃなくって「帰る!」は 出ませんでした。
■ 第2ステージ 手塚久美子 ソプラノソロ 江幡和子 ピアノ モーツァルト作曲 フィガロの結婚より伯爵夫人のアリア 1.「愛の神よ救いませ」 2.「何処へ」 小川瞳 ピアノ独奏 3.シューマン作曲 パピヨン 4.横山幸雄作曲 アヴェ・マリア-バッハ=グノーの主題による即興-
ピアノソロの小川瞳さん プログラム・パンフレット掲載のお写真より はるかにふくよかになっておられましたが どこかの皇族方よりもはるかに気品あふれる 雰囲気に圧倒されました。
曲は横山幸雄作曲の即興曲が 滅茶苦茶すばらしく この曲を聴いただけでも 充分水戸遠征の価値がありやした。
■ 第3ステージ 指揮:河原井忠男 『バードの四声のミサ』
指揮者も替わり いよいよ期待のバードでしゅ。
指揮者が一列に並んだ団員の中央に入り 歌いながら指揮するスタイルでしゅ。
かなり危なそうな演奏にも見えましたが 予想以上の善戦で Nandatte Cantabileとしては 大いに満足でしゅ。。。
今の栃木でバードのミサ曲を 全曲ちゃんと演奏できる 合唱団はどれくらいあるのでせうか?
昔、宇都宮大学混声合唱団が大分裂し 女声が極端に少なくなってしまった時の 定期演奏会で三声のミサを取り上げてましたが 栗山御大の指導にもかかわらず 今一つだったような気がしましゅ。
Nandatte Cantabileも ルネサンス期のミサ曲を 全曲ちゃんと歌える合唱団で 歌いたいでしゅが 夢のまた夢かも。。。
演奏会終了後は 一目散に栃木に戻り カミさんは悪いオオカミ女性たちと呑みに出かけ Nandatte Cantabileは イヌ仕事へ。。。
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