三崎綾+☆ 綾 姫 ☆の不定期日記

☆ 綾 姫 ☆

複雑〜な心境
2004年10月08日(金)
木曜日、京都駅まで母親を迎えに行った。
高速バスで3時間かけて四国から出てきた母親。
バス到着予定10分前に京都駅についた私達夫婦は、
「バス停何処なんや?」「予定時間につくのかなぁ?」と言いながらバス停を探して待った。
バスが着く度に、「あれか?」「違うなぁ」と言いながら。
四国からのバスが着いて「あ〜あれだっ」「そやなぁ」
母親が嬉しそうな顔をして大きく手を振った。

「身体は大丈夫やったんか?むくみは無いんか?」
「大丈夫だよっ」

「あっ。。。人が倒れてる!」
「あ?あれは路上生活者や」
「え?」

「良い匂いがするなぁ」
「伊勢丹からの匂いやなぁ。地下行くかぁ?」
「ハイカラな店やなぁ」
「ちょっと高いけどなぁ」
お総菜をあれこれ選んで少しずつ買った。

ブランド物のショップの前で、
「欲しいもん無いの?」
「なんもいらん」
「鞄は?」
「もうフェンディーもグッチも興味ないねん。ヴィトンは此処には無いぞ」
車に戻って、自宅まで1時間の距離を走った。

自宅に戻ったら1時半だった。計算通り♪
2時には幼稚園のお迎え。
「み〜ちゃん迎えに行って来るわ。行く?」
「行く〜自転車買いに行かないとあかんやろ?」
「一端連れて帰って来るやんか。着替えささないと制服のままは嫌なわぁ〜それでも行く?」
「行く」

幼稚園まで母親と一緒にみ〜ちゃんのお迎えに。
母親を見つけたみ〜ちゃんは「★ちゃん〜〜〜」と走って母親に抱きついた♪
母親は担任の先生と園長先生に、
「敬老の日のお手紙有り難うございました。孫が何時もお世話になっております」
なーんて嬉しそうに挨拶してた。

3人で帰って来てからが大変。
「ジム・ラッキー行く〜〜自転車も買う〜ゲームも買う〜」
「はいはい、何でも買って上げるし言いなさいよぉ」
「は〜〜い」
自転車と洋服とゲームボーイアドバンスSPと〜〜なーんか山盛り買って貰って、娘は超ご機嫌。
「★ちゃん〜有り難う♪」「いいえ〜どういたしまして♪」

新しい自転車に乗りたい娘。しかし「今日は雨〜」
ゲームで遊んだり、買って貰った服でファッションショーしたりと、
母親にまとわりついて離れない。
「こらっ、★ちゃんは病気なんやから疲れさせたらあかんよっ」
「大丈夫だから〜み〜ちゃん遊ぼうね」
「うん!」
はぁ(疲労

土曜日の運動会は月曜日に延期になって、母親は月曜日の運動会後バスで帰る事になった。
それまで身体が持つんかいなぁ。。。と少々心配している私。
ちょっと歩くと息切れしたり、家では横になっている時間も多い。
身体も弱くなったけど、精神的に弱くなった母親。

こうなったからこそつきあえるのだけど、もっと早く会って居たら。。。
と後悔してたりする?
こうなったからつきあえるのであって、昔の状態なら絶対に無理だと思ってる?
なんか複雑な心境だったりする。
この答えは、母親が死ぬまでみつからないかも知れない。
だけど、そんなに簡単に解決できる問題でも無い。
簡単だったらもっと早く解決してただろう。
答えが見つからない事も世の中にはある。。。時間が必要な事もある。
と自分に言い聞かせた。

久しぶりに高速バス乗り場に行った。現役の頃はしょっちゅう行ってた。
過去がフラッシュバックして戻って来る。しんどい。。。涙が勝手に出て来る。
こういう場所はやっぱ駄目なんだなぁ。
まだまだトラウマから解放されるのには時間がかかりそうだ。。。