この冬、早くに根雪になりました。 でもね、暖冬だったのですよ。 おそらく、これだけの暖冬はめったにないと思うほど……。
たしかにいっぱい雪が降りました。 あっという間に冬になってしまいました。 でも、速攻の冬は長続きしないものですね。
「早く根雪になった冬には、早く春も訪れる」 ヘヘヘ……姫の法則です。(^^) けして慰めなんかではなく、実感なのです。 適当に根拠をあげますと……
きっと大地って温かいのだと思うのです。 根雪をとかす大地のような……って歌にもありますように。 そして雪も温かい。保温効果があるといわれています。 カマクラも温かいですよね?
雪が積もるというのは、寒気と大地の戦いみたいなものです。 雪が積もっては大地が熱でとかし、また積もってはまたとかす。 そのうち、だんだん大地が冷気で冷やされていって、雪が積もるがままになる。 寒さでカチンカチンにされてから、雪で覆われてしまうのです。 体が慣れていないせいもあると思いますが、雪が積もる前のしばれる日は、膝が痛くなります。(しばれる=凍りつくような寒さをあらわす方言) でも、雪がしんしんと降ると、少し温かい気がします。 街の明りが反射して、雪明りで夜空がオレンジに染まります。
一気にどか雪で根雪になってしまった。 それはきっと、大地が凍りつく前に、雪で保温されてぬくぬくしているに違いない。 春の陽気と大地の温かさで、きっと雪は早くとける。 姫は、そう信じているのです。
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