2002年03月04日(月) |
明治の光さしそめて…… |
3月3日は会社の送別会なるものがあった。 転勤経験のある姫にとっては、感慨深いものである。 実は、直属上司も小樽へ転勤。 札幌から通うのかと思ったら、引っ越すらしい。それも我が実家の近く。 それならば、その人の子供たちは、我が母校に通うことになるのか……。
小樽は、北海道の中では歴史のある街だ。 開校100年を超えた学校がうじゃうじゃある。北海道開拓100年記念塔がたったのさえ私の生まれたあとだから、100年というのはすごく古いのだ。
小学校4年生まで、私は小樽市立朝里小学校に通っていた。 校歌が……とても好きだった。
明治の光 さしそめて 古き器に新しき 教えを盛りし 朝里校 これ我が校の誉なれ
大空広き高台に 日本海を見下ろして (途中記憶なし)これ我が校の誇りなれ
南の尾根の雪消えて 流れも清きその調べ 共に歌わん 朝里校 これ我が校の標なれ
小学生で、なぜこの歌がいいと思ったのか、ちょっと謎。 うろ覚えなので、違っているかもしれない。 とくに、2番は省略していたので、記憶があいまい。 誉と誇りと標は順番があいまい。
でも、この歌ほど美しい校歌に出会ったことはない。 ピアノ伴奏で、みんなで歌った。曲もきれいだった。 だから…… 転校した子供たちがこの歌を歌うのかと思うと、なんだかうれしくなった。
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