本日の感想文。

2002年03月27日(水) 私は一人で旅立ちました

……ということでいても立ってもいられず、一人でまた出かけてしまいました。
指輪を見に……(^^;

4回目となりますが、だいぶゆとりを持って世界に浸っているせいか、所々泣いてしまいました。
ビルボが指輪を取ろうとして自己嫌悪に陥るところとか、最後にサムが船に引き上げられて泣くところとか、もちろんボロミアのシーンでも……。
原作は原作として、映画での役者の演じるキャラクターを、ここに来て素直に受けとめられるようになったようです。

クリストファー・リーが、本当はガンダルフをやりたかったようですが、私も吸血鬼役のガンダルフもいいなぁ……と思っていました。
でもやっぱり悪役で鳴らしたクリストファー・リー……。原作では、賢者のくせして下品そうだったサルマンを、見事に高尚な賢者として、だが悪にとりつかれた者として、見事に演じている。品がありますねぇ。
塔のてっぺんで呪文を唱えているシーンなど、すごくかっこいいです。

原作のガンダルフはとても出来すぎたところがあって、それでいて結構怒りんぼだったりするけれど、イアン・マッケランのガンダルフは、慈愛に満ちていて暖かそうでいいですねぇ。時々ウインクするところがチャーミング。
一勝懸命花火を上げている姿など見ても、大魔法使いには見えません。(^^;
このほのぼのとした温かさは、あの人ゆえですね。

そうそう、そういえば……
私の読んだ旧訳では、ロスエロリアンはロスロリエン、アイゼンガルトはイセンガルト、サルマンはサルーマンなんですよね。時々間違える。
こいつは名訳だ! と、思っていたものに
「ブラック・ライダー=黒の乗り手」英語じゃ、仮面ライダーの親戚みたい。
「プレジャーシング=いとしいしと」これは有名ですね。
「ストレイヤー=馳夫」映画では韋駄天になっていた。それは変です! (^^;



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