本日の感想文。

2002年04月01日(月) 映画の日

はりきって「ロード・オブ・ザ・リング」まとめ見をしました。
ファクトリー10時からだったのですが、並んでいて10時1分前にやっとチケットが買えそう……何? 売れ切れ? 並んでいるうちに言ってくれい!!

ファクトリーを諦めて、狸小路の松竹へ。
こちらは9時30分からだったので、着いた時にはすでにエルロンドの館でした。
実は、黒の乗手が好きだったのに出番が終わっていた。(^^;
何度も見たからこそ、泣けてくる……。(;;) 
泣きはらした目のまま、2回目連続。
ファクトリーなら、一回毎に出なくちゃいけなかったみたいだから、こっちに来て正解かも……。
しかし、2回目途中でお腹が減るし、1回目で泣いちゃったので、目が疲れて辛かった。時間帯のせいか若い子達が多く、意外に3部作だと知らない人たちも多く、映画終了後の反応がさまざま。泣いている人も多かった。
3回目は、マカダミアナッツとブルボンのチョコでお腹を膨らまし、無糖缶コーヒーで目を冷やして、気合を入れなおした。ちなみにおまけのカードは、ウルク・ハイ。思わず泣く。(;;)
4度目も見たかったが、本業が主婦なのでそうもいかず……。
これで、LOTRは6回半見たことになる。
今度は吹き替え版を見ようかな? (まだ見るつもり)

うーーーーん……
やっぱり、ボロミアがいい味出している。
アラゴルンとのからみがたまらなくいい。アラゴルンもいい。
今回は、ボロミアの温かいところに注目してみました。
おそらく彼は、ゴンドールに帰ったら(原作でも人気者なのですが)原作以上に慕われていたかもしれません。仲間に対する愛情が、本当は深い人だと感じました。
どこか旅の仲間の中では異質で、最後はフロドを裏切るような形のボロミアですが、メリーとピピンに対する保護者ぶりはほほえましいです。
それに、バーリンの死を悲しむギムリの肩にそっと手を置くところ。
モリア復興に命をかけたバーリンと仲間達。どこかゴンドールと重なるところがあったのでしょうか? その後もさほど仲良しにはならなかったギムリに、モリアでは、ボロミアはとっても気を使っています。
最後、モリアから出てきた時もモリアに戻りたがるギムリを抱きしめて慰めています。
ボロミアのシーンで好きなところの一つですが、モリアで泣き叫ぶフロドを抱きかかえて、アラゴルンの名を呼ぶところ。アラゴルンはそれでも呆然としたまま、後ろ髪惹かれるようにボロミアの後について行きます。
矢をよけながら……。あの矢の音が効果的です。RPGっぽいです。
ここは唯一、ボロミアがリーダーシップをとったシーンかも知れません。
その後の「少しくらい休ませてやれ」という言葉にも、ボロミアが仲間を大切にする人情の人……という感じが出ていると思うのです。

うぅ……私はファラミア・ファンなのに、このままじゃボロミアンになってしまう。


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