2002年04月03日(水) |
レゴラスはなぜ目立つのか? |
ズバリ、美しいから……(^^; というのなら、こんなタイトル付けませんね。
実は今、新訳版を読み返しているのですが、旧訳版を読んでいたかぎりでは、レゴラスの印象が薄かったのです。 エルフ……というだけで燃えそうなのですが、雪の上なんかも一人でヒュンヒュンだし、苦労知らずみたいな気がして。唯一、ギムリとの掛合いが印象深かったです。 ところが…… 映画のレゴラスのいかすことといったら!!!! 世界中の女の子が、キャーキャー言っても許すしかありません。(^^; 私としては、もうちょっとギムリとの掛合いが見たかったですが。 (ロスロリアン、目隠し合戦とか……)
一番最初に見た時、監督のひいきかな? と、思いました。 おそらく、監督自身エルフが好きなんでしょう。そしてレゴラスが。
ひいき説・その1 一番最初に行動……(これって意外に重要) 戦闘の口火を切る。まぁ、弓矢だからかも……(^^; 雪に埋もれた時、一番最初に顔を出す。 ガラドリエルの水鏡に、一番最初に映る。(ガンダルフさえも映らなかったのに!) モリアの階段の割れ目も、一番最初に飛び越えている。 ひいき説・その2 戦闘シーンの露出度が高い。その上、誰がやってもいいトロルをしとめているのもレゴラス。先のモリアの階段シーンで、オークの眉間にズバッ! あれは一人占めの戦闘シーンですね。 ひいき説・その3 実は影の力持ち。 雪山シーンで、サルマンの攻撃で崖から落ちそうになったガンダルフを助け、モリアでは、勢い余って奈落に落ちそうなボロミアをささえ、階段シーンでは弓を射つつも、みんなを受けとめた。 (あのシーン、大好きなんだけれど、フロドもアラゴルンもレドラスが受けとめていたような……ほぼ同時なのになぜ?) さらに、トロルに襲われたギムリには、2本一気に矢を放って助け、ラストの戦闘シーンでは、目にも止まらぬ連射技で、アラゴルンを助けている。
ということで、実はひそかに美味しいとこどりレゴラスですが、実は目立つわけが他にもあると思います。題して必然説。 必然説・その1 むさくるしい男ばかり登場する中で、あの容姿、あの金髪カツラは目立ちます。 ボロミアとアラゴルンを見間違える人だって、レゴラスはわかるでしょう。 必然説・その2 剣の戦いというのは、とかく動きが速い。 しかし、弓を射るには早いとはいえ、制止する必要があります。 カメラワークがうるさすぎるキライがある今回の映画の中で、弓攻撃のレゴラスだけが、制止したドアップで戦闘シーンが繰り返されます。 彼のシーンだけ、カメラが止まるんですね。必然的に……。 必然説・その3 だって……。やっぱり役者が美形な上に演技もうまいよ。カツラとったら別人ですが、彼は本当にエルフばえする人だ。
実は隠れレゴラー? 姫???
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