日本語は淡色…… 山吹以来、ちょっと色談義に花が咲いて、なんとなくそう感じました。
とある映画を、わけあって、吹き替え版と字幕を何度かみたのですが…… (今更伏せなくたって)(単にトチ狂って)(はっきり15回半と言え!) 評判の吹き替え版はすばらしいのですが、やっぱり生声にはまけちゃうのですよ。 それは演技力もあるかもしれませんが、それよりも英語のパワーだと思うのです。 役者の口に合わせて演技したり、セリフを訳さなければならないというところに、すでに無理はあるのですが、それよりも何よりも、日本語は淡い感じなのです。
まず、抑揚がない。強弱がつけにくい。リズミカルではない。 演劇などのセリフまわしや、音楽に乗せるのが難しい言語なのではないかな? 昔、洋楽に夢中になったことがあったけれど、その時も日本語って音に乗せにくそう……と感じたものです。サザンなどはとてもうまいけれど、発音が日本語じゃないような英語風な感じだし、Jポップでもノリノリの部分は英語を使ったりしている。英語はきっと日本語よりもビビットな色なんです。
だから日本語はダメ……と言いたいのではありません。 優しい響があると思うのですよ。あまりキンキンしていないというか……。 何かしら一を言って100を想像するような、かすかな色を感じません? 微妙な中間色をいっぱい持っていて、奥深くて風流です。 言葉はお国柄を表しますから、姫も奥ゆかしくて淡色姫でありたいものです。 (*^^*) デヘヘ……
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