「同研能」に行ってきました。 若手のプロの方が、勉強を兼ねて、無料で公開してらっしゃるお能です。
会場の嘉祥閣は、一見普通のお家で、小さな表札があるだけなので、うっかり通りすぎそうになります。 中に入ると、素敵な町家風。玄関で、靴を預かって下さいました。親切v 廊下を過ぎると、能舞台が。15分くらい前に着いたら、お客さんの入りは1/3くらいでした。
2時ぴったりに開演。 最初は、狂言「魚説教」でした。 殺生が嫌になった漁師が出家して、法事をしてくれる僧を探していた男と出会う…という話。 俄坊主なので、まともな説教ができず、魚の名前を並べ立てて誤魔化すんですが、この怒濤のようなダジャレが凄い! 何個魚の名前が入ってるんだ。 最後に、信心深い男が怒り出すのですが、それに返す言葉も魚混じりのダジャレ(笑)。楽しい話でした。
次は、能「井筒」。 事前に、こちらのサイトから全文&現代語訳をプリントアウトしていたので、よく分かりました。イラスト付きで、感情の入った解説が面白い(笑) 後半、主役が、女性用の着物の上から男性の衣装を着ていて、演じてるのは男性なので、女装なの? 男装なの? と不思議な感じ。 お話は、きれいなイメージは何となく伝わりますが、幽玄過ぎて、解説がなければ、何のこっちゃ分からない部分もあります。 女の人は、よくできた人だと思うけど、業平はいい加減ぽいので、そんなに想う価値はあったのか…。 衣を裏返して着て寝ると、愛しい人の夢が見られる、という話が出てくるんですが、現代でやったら、パジャマ裏返しはちょっとマヌケですね(笑)着物だから美しいのか。
4時10分くらいに終わりました。 良かったです。これで無料って、太っ腹だなぁ。雨だったので空席もあって、勿体ないなと思いました。 「同研能」は、年に4回やってはって、次は11月15日(土)2時から。演目は「海士」です。
終わってから、「KAZARI展」(京都文化博物館)に行きました。 武具とか、女性の装飾品、着物などが見れて、面白かったです。 歌舞伎衣装、派手だなぁ! エビの簪&櫛、面白い。蟹の陣羽織も。 焼き物も、志野・織部・鍋島と一通り見られました。 江戸時代の豪華な着物、所有者が千總や丸紅だったりして、さすが老舗。
5時過ぎに見終わって帰ろうとしたら、外は大雨。 30分くらい文化博物館で時間をつぶしました。紙の専門店があって、一筆箋とかかわいかった。本屋さんにらくたび文庫が揃ってたので、パラパラ見たりして過ごしました。
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