初日 最新 目次 MAIL HOME


やすみ日記
梅子
MAIL
HOME

2008年10月28日(火)
「人魚は空に還る」三木笙子

天才美形絵師&雑誌記者のミステリー。

トリックは素直ですぐ分かるのですが、根底に流れる優しさが好きです。明治後期なので、大正浪漫っぽい雰囲気も素敵。

「真珠生成」と「人魚は空に還る」が特に好き。
幸一は珠子が好きだったんでしょうね…切ない。人が真珠になるという例えが詩的で美しいですね。
観覧車で泡と消えた人魚、映像が浮かんで綺麗。
小川さんの名前、あっと思いました。お芝居のあらすじを聞いたときから、某小説を思い出すなぁと思ってたんですよね。そうだったのか。
怪盗ロータスは、気障でいいキャラしてますね(笑)台湾彩票って、初めて知りました。

礼の自信満々っぷりが笑えました。「巷で大層評判の絵師だそうだね」と言われ、「お言葉の通りです」って返したり。どんな傲慢なワトソンや(笑)
気弱で心優しい、ホームズ役の高広も素敵。良いコンビですね。

二人の関係が良いんですよv 礼のツンデレっぷりに萌え。
高広が、礼の絵を交換条件で貰うのは、不純な気がして嫌だと言ったら、「物をくれたから返したわけではない」とブスっと言うところが、ツボでした。鈍い高広が「友人だと思っていいのか?」っておそるおそる聞くところがまたツボ!
高広が、家まで送っていこうと言うと、黙って満足そうな顔をしている礼も可愛い(笑)