カタルシス
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前回ご機嫌で見ていた『若様侍捕物帖』シリーズの別作品を借りてきた。前回よりも年代が古いらしくモノクロの作品だ。当然 橋蔵も若干若くてうっとり度は上昇☆ わくわくしながらクライマックスを迎えたところまでは順調だったのだが、
若様が悪者の後を尾行けた ↓ 気付かれて囲まれる ↓ 多勢に無勢で闘った ↓ 謎の助っ人登場により若様優勢に ↓ 悪者の一人が物陰から鉄砲で若様を狙う ↓ ああ、危ない若様! ババーンッ(発砲) ↓ 『前編・完』 ↓ 画面暗転
何?!
慌てて借りてきたビデオのケースを見る。どこにも『前編』とは書かれていなかった。 昔の日本映画は上映を数度に分けて行うことがあり、前編のウケが良くなかったりすると後編を作らないこともあると聞いたことがあった。嫌な予感が脳裏をよぎる。いずれにせよ借りてきた店には後編らしきものはなかったので 後編が存在したとしても続きが見たければ店を変えなくてはならない。 今すぐできる訳がない。
は、謀られた〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!(悔)
イイ感じに盛り上がっていた橋蔵熱が一気に冷める。(早ッ)
〜数分後〜 気を取り直して別のビデオを再生、作品名『超光戦士シャンゼリオン』。 何か解った人には拍手を差し上げます。(苦笑)
最近見るようになった特撮ヒーロー物の「今風」の原点と言われている作品で、これ以前のものは 結構シリアスストーリーで 絵に描いたような「二枚目ヒーロー」が主役になっているのだが、近頃のヒーローはシャレっ気というか、冗談混じりというか、子供以外の視聴者層を意識した「おふざけ」を混ぜた二枚目半くらいの姿に描かれていて 大人でも割と面白く見れてしまう。(だから始末が悪い) そのシャレを一番初めに取り入れたのがこの『シャンゼリオン』だってんで、ちょっと興味が湧いて借りてきてしまったのだった。 しかも、主演俳優が 現在放映中の『仮面ライダー龍騎』に悪役として出演しているお兄さんなので、興味は2倍に膨れているという訳。地元の小さなビデオ屋に中途半端に揃っていたのを発見し、迷わずレジに持っていった。
レジに特撮を持っていくことに 以前ほどのの抵抗感がなくなっているのが ちょっぴり嫌になっている今日この頃だが、この際 羞恥心はかなぐり捨てるべし!
そしてこの『超光戦士シャンゼリオン』想像以上に笑えて 当面続けてレンタル決定!橋蔵ブームの次は 荻野(シャンゼ主演俳優)ブームが押し寄せた。
我に効ききし薬なし。
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