カタルシス
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2002年11月04日(月)  街の灯りが・・・ 

祝日でお休みの今日、午前中は妹の買い物に付き合って所沢まで行った。

夕方になって新横浜までスプリングベルのライブを聴きに行く。
先月U.Nと対バンだったあのSlopeがまた対バンにいたので 何となくイヤ〜な雰囲気を感じつつライブハウスの奥に進むと、丁度SBがセッティングしているところだった。
あ、ギリギリ? 危ない危ない。

いつもの様に演奏開始… あれ?

気の所為じゃなく 何か ちょっと ええ?!

ちょっとどこじゃなく すごく間違ってませんか 春山さん!

MCとかスーさんのギターや歌とかで善し悪しのムラを感じることは多かったけれど、こんなにギターを間違う春山さんなんて 私ゃ今まで見たことないよ?!
一体どうしたんだろう、指がもつれちゃってる感じだよぅ… 手、ケガでもしてるのかな?とにかく見てて

落ち着かねー!(泣)

最初前の方で見ていた私の足はジリジリと後ずさり、2人の姿を直視できなくなって俯きがちになったら かぶった帽子のツバがステージの光を遮った。
耳に触れるギターの音が 震えて聴こえる。

そのまま聞き続けた音楽は 無性に痛々しく私を包んだ。



「…何て書けばいいんだ」
アンケートを前に途方に暮れてしまう。CLUB24のハーゲンダッツを食べながら紙面を睨んでみたが、次のバンドがセッティングに出てきたのに気付くと 慌ててペンを握った。
次 Slopeかよ!(汗)

結局「春山さん大丈夫ですか?手」としか書けないまま デスクにアンケートを持って行く。実は今日でスタンプカードが満了になるのだ…
物販に座っていたマネさんに手渡すとカードにスタンプを押して「あ、ヤバイ!」と声を上げた。何かと思って首を傾げると、満了特典の缶バッヂを持って来忘れたと言うので、私は苦笑して
「じゃあ次で良いですよ」と伝えその場を離れた。
この人も大丈夫なんだろうか…(苦笑)

そんな動きを経、残りのハーゲンダッツを屠っている間にSlopeの演奏が始まってしまった。前回のアコースティックとは違い、今回はバックバンドを従えての派手な登場だ。何となくサポートのギターを見てホッと胸をなで下ろす。時々あの場所に松ヶ下氏が入るらしいので もし今回彼が出て来でもしたらきっと無理矢理演奏聴いてしまうだろうと思っていたからだ。でも今日のギターは彼ではなかったので、心おきなく帰れるってもんさ。 うむ。

食べ終えたアイスのカップをゴミ箱に捨て、出口に向かう途中にMさんとMiさんにバイバイをする。彼女達はSlopeスタッフとして来ていたF木女子(元Bluemマネ)と何やら話をしているようだったので軽く肩を叩いて手を振るのみの挨拶にとどめた。



帰りの道すがら 焼肉の『安楽亭』を通り過ぎるときに ふと気づいて足を止める。
「…山寺?!」
歩道に沿って並ぶのぼり旗の端を引っ張って印刷面を見ると、声優タレント(?)山寺宏一の顔写真。

「いつの間に焼肉屋のキャラクターになったんだ…(黙)」



複雑な気持ちに更に輪がかかった新横浜の夜。


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