カタルシス
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2003年01月28日(火)  甘いばかりが能じゃない 

昨日の天気が嘘のように晴れたので一気に洗濯を片付ける。
それから午前中のうちに銀行や郵便局やに用事を済ませに奔走した。
平日に休むなんてこの先いつになるか解ったもんじゃないんで、出来ることは全部やっとかなくちゃ。

夕方になって六本木に向かう。
今日の会場はスイート・ベイジルという、ライブハウスというよりはディナー・ショーを催すようなレストランといった方が適切なお店。

今回仕事を休んでまで頑張って来ちゃったのは、松氏のソロ初日というのもあったけれど 会場が17:30で開演が20:00という普段の感覚では有り得ない時間の設定がされていたことと、一人で申し込んだためか比較的早い方の番号が割り振られて来たからという2点が比重を占めていた。

とはいえ、早いとも言えない番号だったので店内に入った時点で1階の中央テーブルはほぼ埋まっていて、残るのは2階とステージを見るには難儀するような端の席のみだった。仕方なく2階へ上ってみたら、丁度ステージの正面に位置するところにPAがあって、その脇に隠れるような席が3席だけあるのを見つけた。試しに座って見たら真正面にステージで、目前には何の障害物もない。確かに距離はあったが飲み食いしながら観るには相手を気にすることなくくつろげる場所だったし、オペラグラスを持って来ていたので この際距離は障害のうちに入らないだろう。

ここに決定!

番号の早かった友人と合流し、その席に落ち着くことにする。空いていた残りの1席も遅れて入って来た一人客が案内されて腰を降ろした。先着3名のオイシイ席だったのは間違いないと思う。
開演までの時間は半強制的に飲み食いの時間になっていたので、適当に飲み物と料理を注文した。小洒落た雰囲気だったし、料理の味も悪くなかったが、いかんせん量が控え目で 当然のことだが安くはない。こんなところでお腹一杯になるまで食べちゃらんねーな… との失笑は否めなかった。

そして開演。

ピアノメインで時々歌。別のアーティストに提供した曲のセルフカバーや、ブルームの曲のピアノ独奏アレンジ等々 夏と冬のソロでも披露したステージの延長といった感じ。ゲストにベーシスト山口寛雄くん、ドラマー江口信夫さん、そしてスペシャルゲストにギタリスト吉川忠英氏。

わおー!本物?! ちょっとビックリ。 大御所さんです。

その感覚は松氏本人も同様だったようで、今までにないくらいガッチンガッチンに緊張して喋っている様子が遠目にもわかった。おいおい、大丈夫か兄さん(苦笑)

喋りほどの硬さは感じなかったものの、演奏の方もぎこちなさは拭えず ゲスト3人の胸を借りた状態になってしまっていた。
正式なソロ活動の一発目だからね、今後頑張れば良いことだろうけど 毎回こんなんじゃダメだぞう松氏。可哀相かな?とも思ったが、辛口気味なアンケートを残して六本木を後にした。

今いるファンに甘えるな。
気の良い仲間に甘えるな。
ソロってことは最終的には一人なんだから。
あんた達が選んだ形なんだから。
甘えたままで1年を過ごしたら その次の1年はないと思え。

次もこの程度のステージ見せたら もう行かないよ。

ちなみに本日のチケットは6000円。
飲み食いに3000円ちょっと。
それだけの価値があれば文句は言わないけど、今日のはちょいとお高くついたね。

むん!


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