カタルシス
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2003年02月15日(土)  心ノ距離 

昨日のSB解散事後報告に打ちのめされ、テンション下がり過ぎて半分行く気がなくなってきていたN.U.のワンマンライブ。
それでも、このまま引き籠もったら自分がヤバいと思って、ダルい体にムチを打ち新横浜まで出向くことにした。今は少しでも気持ちを浮上さすことをしなくっちゃ…(汗)

こんな精神状態で聴くN.U.のアコースティックな音色は体中によく響く。アコギの乾いた音と、N.U.の2人のハモりが少しだけ胸の痛みを忘れさせてくれた。
うう、来て良かったよ。ありがとうN.U.さん〜〜〜(涙)・。

健気にも用意してい来たサティのチョコレートを 渡してさっさと帰ろうと思って誰かスタッフでもメンバーでも預けられる人を探して場内をキョロキョロしていたら、不意にすぐ横から声をかけられたので振り向くと、そこにはいつの間に来たのか庭瀬くん。
「メールくれたから来てると思ってた」と持ち前の愛嬌でニコニコとしている。

実はチケットの予約をするついでに「2人は紅茶と珈琲だとどっち派?」なんて質問メールをしてあって、ちゃんと返信ももらっていたのも「行かなくちゃ…」という強迫観念に駆られた理由のひとつだったんだな。チョコ作れなかったから、サティにオマケのお茶でも付けようと思ってて。

その時ご丁寧に「俺は紅茶派、宇田は珈琲派やで!」と好みを二分する返事をよこしやがったので、仕方なくそれぞれ別にチョコとセットにして2個、色違いのラッピングをした。
「あ、良かった。誰かに渡して帰ろうと思ってたんだ、はいコレ。一日遅れだけど。」
紙袋を渡すと、その場で中身を覗き込んで すぐにこっちに向き直る。

「もしかしてバレンタイン?!」
「もしかしなくてもそうでしょ…」
彼らは毎週金曜日に関内で路上ライブを慣行していて、昨日はバレンタイン当日だったからお客さんにお菓子を配ったとかいう話を掲示板で見て知っていたし、その場でたくさんのチョコをもらって帰ったというメンバー本人の御礼書き込みも見ていたので、
「今更だけど、一応もらってやってよ。」という気分だった訳。

「うわー、ありがとう!お茶だけやと思ってたわ。ホンマありがとうね。」
そんなやり取りの最中にお手伝いスタッフのあきこさんが来て、しばらく3人でどうもない会話を続けていたのだけれど、他のファンの子らが庭瀬くん待ちをしている風情で集まりだしたので、
「もういいから、あっち行っといでよ(苦笑)」と背中を押した。
そのままあきこさんと話の続きをして、キリの良いところで退散して来る。

新横浜は相変わらず遠かったけれど、ちょっと元気になれたかな?

うん、なれたかも。


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