カタルシス
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今日から3日間TSUTAYAがオンライン半額(旧作オンリー)の日なので久々に映画を借りてきた 公開時ちょっと気になっていた『Kissing ジェシカ』 『マスター・アンド・コマンダー』で気になったポール・ベタニー主演の『デッドベイビーズ』 やっと7泊8日レンタルが可能になったショーン・パトリック・フラナリー出演の『ボーダーライン』 内訳はこんな感じ
本日は『Kissing ジェシカ』を鑑賞〜
主人公は新聞社に務める28歳のキャリアウーマン ジェシカ ユダヤ教徒で保守的で貞淑な彼女は長年“理想の恋人”を探し続けているのだが 知り合う人・付き合う人がどうにもピンとこなくて長続きしない 30歳を目前に焦りのようなイラ立ちのような感情と 諦めにも似た自虐的思考とに日々苛まれている その所為か少々神経質で不眠症気味 眠れないんだったらその時間を有効に使おうと朝まで読書してしまうようなインテリな女性である
一方 画廊で有能に働く女性ヘレンは 自由奔放な性格で複数の男性と付き合っているにも関わらず その誰とも真剣な関係を築いていけない 都合に応じた相手にその時の欲求を解消してもらう程度の気分でいる
そんな男性に心を開けない ちょっと意固地な部分のある2人が ある時ふと思いついた軽い考え
男性がダメなら …女性は?
それまでストレートな社会で生きてきた2人の女性が もしかして同性とだったら上手くいくのかも知れない なんて好奇心から交際を始めることになる …って話
舞台で人気を博したストーリーを映画化したもので 舞台で主演していた2人が引き続き主人公達を演じてる そしてその2人が自らが製作を指揮した“2人の手作り映画”なんだそうだ
確かにね 有名な俳優は全然出て来ないし 特別凝った演出がされている訳でもなかったけれど それぞれ違った2人の女性が自分の存在価値や意義について思い悩む様子は 女性ならではの繊細さで 舞台ならではの軽快さで 具合い良くまとめられていて 2人の関係はレズビアンと言われる関係なのにも関わらず 生々しさがなく見ていて爽やかにすらなれる作品だった
まぁ ちょっと終わり方が微妙だったけれど むしろあれがリアルなのかもって気にもなったし 総評としては悪くなかった
DVDには特典映像が満載で そっちもそっちで楽しめたし ヘレン役女優さんの脚の長さも 目を見張るポイントだったな(笑)
『深呼吸』POWDER
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