カタルシス
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2004年05月18日(火)  幻の光 

『ビューティフル・マインド』を鑑賞

ベタニーのハリウッド出世作と言って良い作品 ついでにここでの共演が奥さんであるジェニファー・コネリーとの出会い☆ 子持ちでバツイチだった彼女との結婚を決める前に 彼女の一人息子とはすっかり仲良しになっていたらしい彼 ベタ兄さん それは素なのか計算なのか(笑)
いやいや マジな話 二人の間にできたお子さんと4人で仲良く暮らしているそうなので 何となく嬉しい

みんな幸せが一番 末永く続きますように〜

で映画の方はと言うとだね 3/4くらいまでは面白かった ただ残りの1/4が間延びしちゃってもー 実話だって知ってたから見れたけど あのテンポを見続けるのは辛いわ(苦笑)

ラッセル・クロウが実在した数学者を演じたことで 公開当時結構話題になっていた作品だけど 内容の説明をしようとすると「数学者ジョン・ナッシュの数奇な半生」とまでしか言えない… 面白いと思わせる部分は全てネタバレになってしまうもんで(汗)

でもアレだよ 1回見たらつまんなくなっちゃう系じゃなくて 全部解ってから再度見直すと別の面白さが出てくる感じよ まぁ 長いからそうそう何度も見たいとは思わんかも知らんけどね(苦笑)

ベタニーはジョンの学生時代のルームメイト チャーリーの役で 卒業後もジョンの唯一の親友としてちょこちょこ登場してた 何でも割り切ろうとする数学者のジョンに対して文学者のチャーリーは自由奔放っつーか テンションが高くて表情豊か 黙って立ってると感情なんかないんじゃないかって顔つきのベタニーが コロコロと顔を変えるのは 見ていて楽しい

級友に堅物加減を馬鹿にされて癇癪起こしてしまうジョンを なだめて すかして 最後にパチン☆なんてウィンクかまされた日にゃもう うっはー!(≧∀≦)〜vv って調子の見進め方で(笑)

DVDで見たけれど 特典映像も結構たくさんあってねー ただでさえ長いのにこんなにカット場面があったのかっつーような長さでさ 見てて感心するというより 呆れてしまったくらいで

でも 内容的には「あれ これ削らない方が良かったんじゃないの?」と思うところがあって 逆に本編の方には「これは短くしちゃって良いような…」と思う場面がチラホラ見られたので 何を見せたくてこういう編集にしたのか ちょっぴり疑問にも思っちゃった プロの考えは素人にゃ図りかねる

観客の大半は「素人」じゃないのかって 思うけどね(苦笑)

そんな訳で 素人の私に作品の善し悪しはよく解らなかったけれど ベタニー的には見るべし! 頭の中も筋肉が詰まってるんじゃないかって印象があったラッセル・クロウも 非常に良い演技をしてたので見直した 彼のあの“変人”ぶりは一見の価値ありだと思う

昔「天才は先に答えがひらめく。それを他人に説明するために、式を後から組み立てる。」って話を聞いたことがあって 「天才」の定義は長らくこのイメージだった私にとって この映画で描かれていたジョン・ナッシュの視覚っていうのかな? ジョンが見ている「ひらめき」のビジョンが ものすごく私の定義を確証づけるものに見えて ちょっと鳥肌が立った

「天才にはこんな風に見えるもんなのかも…」と思う映像

まるでSFのシーンなんだけどもね 本人が存命しているから 多分本人チェックの入った映像だろうと勘ぐるわけじゃない? だから

S(サイエンス)F(フィクション)ではなく S(サイエンス)D(ドキュメンタリー)になるんじゃないか?
なーんてね 思ってみた


真相は天才のみぞ知る

『幻の光』1995年/日本


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