カタルシス
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今更ながら『ブレイド』を鑑賞
ノーマンの出てる『ブレイド2』を先に見ちゃってて 大まかな部分しか知らなかったんで 見なくちゃなぁ〜とずっと思っていたのですよ やっと実行に移せました
公開当時スティーブン・ドーフが来日してたのとか知ってたんですけどね〜 映画情報番組毎週見てましたからね〜 でも 全ッ然興味湧かなかったんですよね 作品的に(苦笑) 今回見たのも『ブレイド』が見たいというより フロスト(as スティーブン・ドーフ)が見たかった感が色濃くて… ゴホゴホ
妊娠中にヴァンパイヤに襲われた女性が産んだ赤ん坊が 成長してヴァンパイヤ退治をしていく話 人間とヴァンパイヤの能力を持ちあわせる彼“ブレイド”(ウェズリー・スナイプス)は 異常に高い身体能力と人間離れした治癒能力を誇りながら 定期的に訪れる“血”への渇望に悩まされている 人間と同じ速度で年をとり 銀や日光にも脅かされないため ヴァンパイヤの間では「デイウォーカー=昼間歩く人」と呼ばれ恐れられていた 日夜おぞましい存在の駆除に駆け回るブレイドは 長年の宿敵フロスト(スティーブン・ドーフ)の邪悪な計画を知り それを阻止すべく戦いを挑むのだった
はいー こんな話でした 本国で人気のコミックヒーローを実写化したんだそうです
ヴァンパイヤの弱点は 日光・純銀・ニンニク 十字架は無力だそうです まぁ十字架OKにしちゃうとお手軽になりすぎて収集つかなくなっちゃうからだろうと思います 雑多とはいえアメリカは一応キリスト教圏だから ロザリオ身に付けてる人がいてもおかしくないもんね
色々アイテムを使ってヴァンパイヤの退治をしていくブレイドなんですが そのメインになっている武器が銀製の剣 両刃なので“刀”ではなんですが 見た目の形は日本刀に近い細めの刀身でまったくの無反り それを背中に仕込んだ鞘に収めて動いてるんですが 背骨に沿って真っすぐくっついていて 頭の上に柄が少し飛び出ています 後ろ姿を見ると 重厚な漆黒の革製ロングコート …の首元辺りに穴が開いていてそっから にゅっ!と剣の柄が出てる
どうもカッコイイつもりらしいんですが 私の目にはその様子がギャグにしか見えなくて ウェズリーがシリアスな演技をすればするほど 可笑しいったらないのです だいたい あの長さで無反りの剣をまっすぐ背中に収めてたりしたら 抜けないだろ 忍者が何で斜めに背負ってるのか解ってるのかなぁ? 刀に反りがついてるのが何故なのか知ってるのかなぁ?
アメコミは無理と矛盾の宝庫です
最大の敵フロストは日焼け止めを塗って昼間の街を歩いたりします そんなヴァンパイヤも面白過ぎです(笑) 作品的にはやっぱりピンとこない映画でしたが 重箱の隅をつつくような見方をすれば なかなか楽しい場面が沢山でした あとはスティーブン・ドーフが演じたフロストの 色気なヴァンパイヤが見物だったのかな と 思いました
それからー 先に『〜2』を先に見た立場としては ブレイドの相棒ウィスラーがあのあとどうなってるのかが 全然納得いきませんでした! 更に今回の相手役?になってる黒人の女医さんは どこに行っちゃうのか ヴァンパイヤ側にいた東欧系の女性より断然綺麗でした 美人だわ スタイル良いわ カッコイイわ 『〜2』にも出せばいいのに〜
…とも思いましたが ノーマンがいれば他はどうでもいいや
結局そこに落ち着くのでした
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『私は「うつ依存症」の女』鑑賞
原作者エリザベス・ワーツェルのベストセラー自伝を映画化した作品です 主演のクリスティーナ・リッチが熱演しているんですが かなりカルトです なーんでこんなモン借りて来てんだうちの妹は(苦笑)
内容はタイトルまんまというか 鬱の女の子の病的な日々を綴ったものです あんまり気持ちは良くない
助演にジェシカ・ラング チョイ役にジョナサン・リース・マイヤーズ 役者的に目がとまるのもそのくらい クリスティーナ体型スリムです 無意味に裸になったりしてました 女優として演じ甲斐のある役だったのかも知れませんが 見る側にしてみたら何でこんな映画作ったんだよ というのが正直な感想 「鬱」に関わったことのない人には とっつきにくい話です 逆に「鬱」が解る人には共感が得られたりするのかも知れませんが 私には解りませんでした
原題は『Prozac Nation』Prozacは代表的な抗鬱剤の名称で Nationは国民とか国家とかという意味 「プロザック国家」とでも訳すんでしょうか? アメリカでは うつ病の人だけでなく「積極的にになれる・明るくなれる」 との理由から一般的なビジネスマンまでもが服用している薬だそうです
薬の力で人格が変わってしまう自覚を得ながら それでも一般的な生活を送るためには薬に頼るしかない 「私の目には薬局がドラッグの売人に見える 処方箋を持って薬を買いに来る客は みんなジャンキー」
ううーん 確かにそれは 一理あるご意見
良くも悪くもドラッグ大国USA(苦笑)
『渇きの街』1997年/日本
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