長いお別れ
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あと何度運命の出会いを繰り返すだろうか。 私は人に恵まれている、過ぎるくらいの愛情を貰っている。 なのに淋しいんだ。 雨に打てれてずぶぬれになったってこの拳を突き上げる事はできる。 何もないのに、さもなにかあるかのように見せ掛けて。 がむしゃらになって振り向かずに走り出せばいいんだ。 よけいな事は考えないで。どこかにいる待っている人の所へ。 そして一緒に夢を超えていくんだ。どこかにいる誰かと。 不安や孤独とは戦うしかない。今日という日には別れを告げるしかない。 明日への道のりは夢を見て飛び出すしかない。 もっと力を抜いたら楽になるのに。わかっているのにできない。 笑顔さえ作れない一日が終わっていく。迷いながら探しているものはなんだろう。 私というこのちっぽけな世界の鍵をもっているのは私だろうか。あなただろうか。それとも失くしたあの人だろうか。
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