長いお別れ
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もって行き場のない感情を持て余したまんまで。 吐き出すのも難しくて。息がうまくできない。 孤独がおしよせてくるのは夕暮れ時だと改めて知った。 泣いてばかり。何を聞いても何を読んでも自分がひとりなのを確認するだけ。 パソコンを起動させる時間が減った。 何もしたいことがない。眠っていたい。ずっと。眠っていたい。 こんなに落ち込んでしまった理由が解らない。 毎日同じ事の繰り返ししかしていないのに。 薬を飲む。無理矢理にでも外に出て日ざしを浴びる。 できるだけきちんとしたものを食べる。 なのに何故かストンと穴に落ちたかのように八方塞がりのまま。 生きている事が急に苦痛になった。 でも死なないと約束した。 人と関わろうとするから孤独になるんだ。 ひとりでも生きていける。生きていける。今生きてるじゃないか。 くだらなくても意味がなくても生きてるじゃないか。 もう逃げないと決めたんだから、この辛さも引き受けなければ。 あの人は何も失わなかった。失ったのは私だけだった。 これ以上もう誰も失いたくない。やっていくしかないんだ。
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