長いお別れ
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2004年09月20日(月)

どうしても憎しみが消えない。
毎朝毎朝、今日こそは死んでくれないかと思う。
そういう連絵が来る事を心待ちにしている。
人間として最低だ。人の死を祈るなんて。実の兄なのに。
本当なら何もかも話し、共に泣き、笑うべき人なのに。
こんな醜い心を持っているから駄目なんだ。
友達の幸せを祈る気持ちも本当なのに。
どうしてこんな人生を送らなきゃいけないの?私が何をしたの?
世の中にはこんな苦しみ、ドラマの中だけだと思ってる人もいるのに。
「痛みを知った分、人には優しくできる」といわれるけれど。
じゃあ私は誰が救ってくれるの?
私の心はどこへ行けばいいの?
上手く生きたいわけじゃない。生意気を言うつもりもない。
ただ、愛されたいだけ。
こんな醜い心を抱えたままでも生きて行ってもいいんだと言われたい。
もういいじゃないか。もういいじゃないか。
これ以上何をどうすればいいの。
あんな思いをしてまで生きる事を選んだのに。
いつまでもいつまでも囚われて動けない。
憎しみから産まれるものなんて何もないとわかっているのに。
捨てられない。泣いていた自分を捨てられない。
助けなくちゃ。どこかにいるあの頃の私を助けてあげなくちゃ。
だって泣いているんだよ。
抱きしめてあげなくちゃ。頭をなでてあげなくちゃ。
永遠の迷子にさせるわけにはいかないもの。


志乃 |MAIL

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