長いお別れ
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2004年09月26日(日)

どんなに優しく聡明な人と知り合い友達になっても。
永遠に一緒にいられるわけじゃない。
それが怖い。
街は秋の気配でいっぱいだ。
固く固く絡めあった指を、いつか離さずにいられなくなる事を彼等は知っているだろうか。
失う事は必ずやってくる。それでも生きなければいけない。
私の目を見て。きっと淋しい色をしているから。
私の手に触って。きっと氷のように冷たいから。
私の名前を呼んで。きっと溢れ出る涙は温かいから。


志乃 |MAIL

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