長いお別れ
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2005年03月10日(木)

だんだんクリアになる思い出に面影も薄れていく。
好きだってもっと言いたかった。
ふいに悲しみが押し寄せる街角で呆然と途方にくれる。
傷ついたその分だけ臆病になって人を遠ざけてしまうけど。
胸の奥にはいつだって大切な人のために空けてある席がある。
そこに座る人は友達かもしれないし恋人かもしれない。
探し続けて見つけるのかもしれない。街に溢れる誰かかもしれない。


志乃 |MAIL

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