長いお別れ
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2005年05月13日(金)

1人で住むようになってから、どれくらいたっただろう。
この先も続くのだと思うと自由さよりも孤独を強く感じる。
あれこれ理屈をつけては1人でいる事を選んだのに。
見捨てないで欲しいと勝手な思いが私の中で成長していく。
ずっと、ある日突然道が開ける時が来るとおもっていたけれど。
人から見ればそれは甘えで、自分で切り開かなきゃいけないんだと言われた。
つかみ取るため、奪い取るため、人は変われるんだろうか。
このままで終わらせたくないと思いながら何もできないまま。
この瞬間は2度とないのに。
小さな部屋に隠れるように息をひそめて座り込んでいる。
欲しかったものは一度は手に入れた。何もかもさ。
だけど、一度手放してしまったものはもうこの手にはかえらない。
わかっているのに暗闇を必死で漁って、あがいてもがいて。


志乃 |MAIL

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