長いお別れ
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熱く燃えるものだけが先に進み出す時代。 後込みして後ろ向いて歩いてる私に勝ち目なんかない。 空を飛ぶ鳥だって1人道ばたに咲いている花も1人ずつ。 見習えばいいのに。誰だってひとりなのに。 それでも誇り高くいきているのに。 私は何をしてるんだろう。呼吸するだけ。眠るだけ。 10日に1度電話をくれる友人は「生きていてくれるだけでいい」と言う。 結局。ここにこうやって書き込んでいる間は私は死なないだろう。 生きたいから書くんだ。情けない事も恥ずかしい事も。 毎日死ぬ事について考える。初めはなんとも思わないけれど怖いと思いはじめる。 志し半ばで亡くなった人の事を思うと、どうして私は生きているのだろうと思う。 ちっぽけな心。痩せた愛。それでも誰かを受け止められるだろうか。 この胸を熱く焦がし受け止められるだろうか。
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