長いお別れ
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戸惑いは心に残りため息をつくたびに色を変える。 私らしく、と言われても、その「私」がわからない。 傷付く事を恐れて、優しさはすれ違うばかり。 もうこの掌には何もないけどきっと何もない所から夢が始まる。 理由があると信じたいんだ。産まれてきた事に何か理由があると。 誰かを守る時が来たらこの両腕をいっぱいに広げて受け止めたい。 落ち込むだけ落ち込んだら笑おう。泣くんじゃなくて笑って生きよう。 どうしてもどうしても流れる涙は顔を洗ってさっぱりと拭おう。 この気持ちも明日には消えているかもしれない。 でも。先の事が解ってる人なんてどこにもいないんだ。 明日はそんなに酷い日にはならないと信じていなければ生きていけない。 私の決心なんて脆いものだから明日には指先から解けていくものかもしれない。 それでも腰がひけててみっともなくても前を向く事ができればいいと思う。
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