長いお別れ
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2006年03月21日(火)

私はまだ何かから逃げようとしている。
それが何なのかわからないけれど、逃げ出す準備をしている。
誰の命令でもなく誰の心も斟酌せず逃げ切ろうとしている。
この不公平な運命から?
自分でまいた種を摘む事もしないで?
矛盾。後悔。焦燥。葛藤。
目に見えない事に振り回される心。
常識を押し付けられて逃げまどう心。
本当は座り込んでわんわん泣きたい。
だけど泣き止むのは自分ですること。
誰かの手を借りてもその人を傷つけるだけ。
思い出に繋がるものは何一つ残していないのに、この心が性懲りもなく思い出す。
思い出と語りあったって何の役にも立たないのに。
春を感じ桜咲くこの季節に置いていかれるのが怖い。
今、ここにいる事がすでに神様から与えられた奇蹟なのだとしたら、私は何をすればいいんだろう。
この夜空の先にあるものは夜明け。それはいつも変わらない。
諦められない、幸せになる事を。諦められない、それは悪い事?
ずっとしまいこんでいた情熱を放つのは、いつ。


志乃 |MAIL

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