長いお別れ
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1人きりで強くならなきゃいけないんだって思い込んでた。 どう生きても結局はひとりじゃないかと思ったりした。 でもこの頃、人を頼ったり甘えたりすることができることも強さかもしれないと思いはじめてる。 離れてても一緒に生きてる、痛みを分かちあう事ができるかもしれないと。 傍にいる温もりには負けちゃうかもしれないけど心、繋いで生きていけるかもしれない。 それほど強い人間じゃないから足を止めては悩み、足を止めては悩み、そんな生き方だけど。 それでもいいよって言ってくれる人がいる事を知ったから。 誰かを求めてもいいのかもしれないと本当の意味で気づいた気がする。 後戻りできない迷路の中でも声を掛け合ってここにいると強く叫んでいいのかもしれない。 友情も愛情も幻かもしれないと思う夜もくるかもしれない。 やっぱりどうあがいても1人かもしれない。 それでも信じてみたいから。もう一度、自分も人も信じてみたいから。 うつの波が襲ってくるとこんな考えは一瞬で消えてしまうけど。 消えてしまったらまた思い描けばいいんだと思いはじめてる。 愛の意味も最近になってそのはしっこに触れた気持ちだ。 愛され方を教わらなかった。人は見た事の無いものは望めない。 でも私は今、体全体で愛されたいと叫んでいる。震える程、強く。 誰も彼もに好かれたいわけじゃない。ほんの一握りの人でいいから。
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