長いお別れ
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2007年05月12日(土)

あの人からメールがきていた。
もう電話もメールもしないでくれって言ってた癖に。
私も読まないでそのままゴミ箱に捨てちゃえば良かったんだけど甘い期待があった。
もしかしたら、せめて「ごめん」とだけでも書いていないかと期待して見事に外れた。
その上あの人は「性的虐待なんてお兄さんが言うようにホントになかったんじゃない?だってあなたの顔やスタイルで欲情するわけないもの」そう書いていた。
それじゃあ週に一度は夢に見てとびおきて狂ったように身体を洗う私はなんなんだ。
痛みと無理矢理口を開かされて咽がつまりそうだったこの生々しい記憶も私がねつ造したと言うのか。
「一度検査受けてみたら?虚言癖があるんじゃない?不幸な方が同情されやすいものね」
私は同情されたくてその事を話したわけじゃない。
「やっぱり友達になるからには全て知っておきたいの」と言われたから。
嘘やごまかしは失礼に当たると思ったから。だから。
でもそれは私の思い込みで世の中の人はそう思うのかもしれない。
「不幸自慢」ってことになるのかもしれない。
バカみたい。何を期待してたの。あんなにきっぱり傷つけられたのに。
「病気のふりはやめたほうがいいよ」と結ばれていました。
私がうつ病だから近づいてきた癖にそれで論文を書く癖に。
読み直す気にもなれなくてゴミ箱にいれてゴミ箱を空にした。
最初からそうしておけば良かったんだ。甘い期待なんてしなきゃよかったんだ。
バカバカバカ。私のバカ。
今日もらってきた薬全部のみほしても死ねはしない。
だからそんなことはしない。ベランダから飛び下りたりもしない。
もしそんな事をしたらあの人が喜ぶだけだ。
自分の言い分は正しかったと笑われるのは嫌だ。
私はこの先、新しく出会う人を信じる事ができなくなるだろう。
疑って疑って結局その出会いを壊してしまうかもしれない。
それが一番辛い。今私が信じられるのは遠くに居ても手を繋いでくれている人達だけだ。
心配してメールをくれたり電話をくれたり本当に優しい人達だ。
その人達がいるんだから大丈夫だ。今は辛いけど大丈夫だ。


志乃 |MAIL

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