長いお別れ
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2007年05月13日(日)

メールの返事を出さなかったら自宅に電話がきました。
私は携帯電話をもっていないので自宅の電話の線を抜いておくわけにはいかない。
かけてきてくれる人は決まっているのでナンバーディスプレイにも入っていない。
今日は体調もよく悪い事も考えないで静かに読書をしながら時間が過ぎるのを待った。
そしてついさっき電話のベルがなったので出てみるとあの人の声だった。
反射的に受話器を置いたが何度も鳴る。留守電に切り替えて何を言っているか聞いてみるとごめんなさい。謝りたいんです。これの繰り返し。
とうとう留守電もメモリーを越えてしまった。
それでも電話がなる。薄気味悪くなって電話線を抜こうかと思ったけれど大事な人からの電話もあるかもしれないしと思うとそうもできず。
1回だけ相手が何を言っても信じない。そう決めて電話に出ました。
そうしたら泣いてるんです。泣かれちゃ話にならないから(大事な人は別)
「泣いてたんじゃ話にならないからきりますね」と言ったんです。
そうしたらまるでチャンネルが切り替わるように声音も変わって罵声を浴びせられました。
「人が泣いてるのに大丈夫の一言もないのか」「性格が悪いから病気のフリができるんだ」とか。
その他にも色々言われましたが「あんたは欠陥人間だ。母親が自殺してるのはそのせいだ」と。
私が一言も答えなかった事に腹が立ったのか「生きてるだけ無駄なんだよ。死ね」と言われました。
なんで会ってたった1ケ月の人にそんな言葉をいわれなくちゃならないのか。
論文を書く為に近づいてきて私のことを研究対象としかみていないのに何故こんな事が言えるのか。
言いたいだけ言わせておいて電話を切った後、あの人との仲介役になって友人に
「こんな事はもうこりごりだから。もし次に何かあったら本当に死ぬかもしれないから」
と言ってしまいました。友人は悪くないのにあの人に言い返せなかった事を友人にいってしまったんです。
確かに私は何も生産的な事をしていないし社会の役にもたってない。死にたいと思う日の方が多い。
でも自分なりに懸命に生きているのに。それすらも認めてもらえないんだろうか。
あの人のような人は外面がいい。だから私が何を言ったって全部自分のいいように喋るだろう。
べつにいいや。ここで吐き出せたし。何を言われても言い返さなければいいんだ。相手はこっちの感情を弄ぶ事で悦に入ってるんだから。
そんなのに振り回されちゃいけない。どんなに言葉の暴力を浴びても。我慢すればいいんだ。
我慢するのは昔から得意でしょ。そう自分に言い聞かせて沈んでいく太陽を見ながら泣いた。


志乃 |MAIL

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