長いお別れ
DiaryINDEX|past|will
電話がぴたりと止んだ。メールも止まった。 「コイツは反応がない」と見限ってくれたのなら大助かりなのだけど。 ああいう人は弱ってる人間を探し出すのが早いから怖い。 そして街にはそういう人が溢れかえってる。 外に出るのが怖くてたかが3分の所にあるスーパーにさえ出られない。 食欲はないのだからそれでもいいんだけど水分補給をポカリでしてるから どうしても外に出なくちゃいけなくなる。 そしてポカリを飲んでいる分お腹が出てくる。 当たり前だけどカロリーあるし。運動してないから全部身体に吸収される。 そんな醜い肉の塊のような自分を見るのが嫌でたまらない。 運動しろとか動けとか言われなくても解ってるけど身体が重くて動けない。 だるくて重しを乗せたようでトイレまで立って歩けない。 食べるものは甘い菓子パンとかだから徐々に肉がついてくる。 もう何をしても悪循環だ。なんでこんな事になったんだろう。 この人生を間違いだったとは思いたくない。 大切な友達をネットで見つける事ができた。 この日記を通してまだ実際にはお会いできていないけれど友達を見つけた。 だから辛い事も多かったけれどこの先も辛い事は山程あるだろうけど この人生が間違いだったとは思いたくない。 なのに柔な心はすぐにギブアップしたがる。 進まなきゃ手を伸ばさなきゃ何も手に入らないとわかっているのに。 怖くて。私自身が凶器になって人を傷つけてしまいそうで恐る恐る手を伸ばしてみた。 そうしたら「離さないよ」って言ってもらえた。 凄く嬉しかった。だけど怖い。いつか失ってしまうのじゃないかと思うととても怖い。 初めて「声が聞きたいから」って理由だけで電話してもいい人を見つけた。 だからこそ傷つけちゃいけない。負担になっちゃいけない。 そう思うのに気づけば電話してる。 控えなきゃ。これじゃあ毎日電話してるようなものだ。 それだけ相手の時間も奪ってしまう事を忘れちゃいけない。 ミニゴジラは早くお姉ちゃんゴジラに追い付きたくて焦ってばかり。 ああ、何書いてるんだろう。薬が効いてきたのかななんだか画面が遠い。 振れてるのは涙のせいだ。お姉ちゃんゴジラを思う度切なさと優しさで胸が一杯になる。 そしてもうひとり勝手に妹だと思ってるあなたの事を思う時も涙が出るよ。 ひとりぼっちじゃないのになんでこんなに淋しいんだろう。 切ない溜め息を夜の空気にとかして大切な人の心に届けて欲しい。 ありがとうと伝えて欲しい。いつだって幸せでいてほしいって思ってる。
|