長いお別れ
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もっとずっと眠っていたかったのに暑さで目が覚めた。 浅い夢を何度もみた。 先日ほんの顔見知り程度の人が亡くなったと知らせが来た。 病院で知り合った時に無理矢理連絡先を交換したからだ。 ほんの少しの間だけ言葉を交した人。 最寄りの駅も近かったからいつか一緒にもっと長く話す事が出来たらいいですねと言い合っていた最中に。 まだ信じられない。決して人を不快にしないあの笑顔もゆっくりゆっくり話す言葉も。 もう手が届かない。もっと頻繁に電話を書ければ良かったのかもしれない。 でも私もダウンしてる事が多いしそういう時は姉上様に頼ってしまっていたから。 何もしてあげられなかった。そもそも何かをしてあげようなんて考えてたからいけなかったんだ。 ただここにいるよって気にしてるよって頻繁に電話すれば良かった。 寝てるからかもとか言い訳をつけて電話しなかったのは私だ。 一足飛びにできることなんてない。初めの一歩は私から出すべきだったんだ。 ごめんね。ごめんね。ごめんなさい。心から御冥福をお祈りします。
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